見出し画像

発端

こんばんは🌙
春乃です。

今までは活動内容をわかりやすくする為noteを使っていたけれど、
これからは春乃の頭の中の事や伝えたい事
伝わらなくってもいいけれど言葉にしたい事。等々…
綴っていきたいと思います。

セルフポートレイト 2020年1月


まずは春乃がこの活動を始めることとなった発端のお話をしようかな。
これ、よく聞かれる。

このようにアカウントを作って活動を始めたのは2021年の5月1日だから、
「春乃ミア」という存在が生まれてからはまだ1年と少ししか経っていないんだけれど
2017年の秋頃から既に水面化では写真表現をしていたんだよね。

でもそれは誰に見せるでもなく、ひとり自分の世界に浸り切ってセルフポートレイトを撮っていただけ。
インプットで自分の中に溜まったものをセルフポートレイトでアウトプットして。
その繰り返し。

元々音楽や映画、アート、ファッションが好きだから、それらから受けたイメージを自分なりに画にするのが楽しかった。
自分の世界に浸るひとときに、一度入り込むと時間を忘れてしまう程夢中になっていたんだ。

セルフポートレイト 2018年5月
この頃から尻をひとつのモチーフとして撮影するのは好きだった。


そんな感じで月日を経て
2020年の12月
ご縁があり、人と一緒に撮影をしたのです。

人と共鳴して作品を作るの、楽しい…

そう感じ始めていた。
でもまだ、春乃は生まれてはいなかった。
人前で自分を出しきれてもいなかった。

フェチ撮影など


2022年4月
なんとありがたいご縁
三嶋哲也さんの絵のモデルをさせていただいたのです。

初対面、ヌードで三嶋哲也さんと向かい合った時
まだ公に活動しようなんて思っていなかったわたしは
「タトゥーは描かないでいただきたいのです…」
なんて口にしてしまったんですね。
(今思うと本当に何を口にしているんだ。と思う)

すると三嶋さんは
「タトゥーを描いてはいけない理由は?そこにあるのに…」
と、ただただ不思議そうに仰って。

その当たり前過ぎる返答に目が覚めた。

「人にバレちゃまずいとか?」
「タトゥーはもう消したいとか?」
違う、違う、全然違う。

むしろ三嶋哲也さんの作品のモデルをさせていただけるなんて、わたしの人生にとってとても光栄な事。

タトゥーだって、全て好きで入れている。
タトゥーが入っている身体こそ自分自身だ。

…以前人から言葉の攻撃を受けたことのあったわたしは臆病になっていたんだよね。
また自分の全てを出したら標的にされ、酷い言葉の数々を受けてしまうのではないかと。

だけれど、三嶋さんの当たり前過ぎる言葉に目が覚めて
今ある自分の身体そのもので表現をしていくと決めたのです。

結果、三嶋さんにもタトゥーを含めた自分の身体を作品にしていただけて、心から嬉しく思っております。

三嶋哲也さん作「おっぱいドリーム」と


そこから間もなく
2021年5月1日
春乃ミアが生まれました。

何年間もずっと一人で沸々としていたけれど、覚悟ができてからは早かった。

タトゥーがあって、傷痕もあって、この魂の容れ物に入って生きている。
そのままの自分の姿で表現をしていこうと決めた。
そもそもこの自我が強い人間が自分を抑えていられる訳がないんだよね。

人の作品づくりに携われる事の嬉しさ
感性の近い人と出会い、共鳴して、一緒に作品をつくれる事の楽しさ
それに気づいてしまったらもうワクワクが止まらなかったよ。

もう言葉の攻撃が怖いとか指さされて笑われるのが怖いとか
そんな事を理由に自分のやりたい事を諦めるなんて選択肢は無かった。

わたしがわたしらしく生きていたら、批判をする人も指さして笑う人も居ると思う。
そんなのもう、覚悟の上だよ。
きっとわたしはどこかがおかしいから。

Photo:N4

…という感じで孵化しました♡

その後も様々な事が巻き起こり、紆余曲折の日々だけれど。それはまた今度綴ります。

読んでくれてありがとう。


2022年6月20日
春乃ミア

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?