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自信とは何か?②~「モテたい」のゴールは?~

今日は『自信とは何か?①』についてまとめていて、思い出した「『モテたい』のゴールは?」について書きます。

コーチングを学び始めた頃、カジュアルな集まりに参加した時に「モテたい」と言っている人(Aさん)がいました。その時は、アドバイスしたい&イジりたい人達が複数いて盛り上がっていたので、私は口を挟まず「これをテーマにコーチングすると、どんな展開になるんだろうか?」と妄想していました。

「モテたい」と言っているのだから、手始めに「モテている状態」を明確にするのがよさそうな気がしますが、目の前で繰り広げられている茶番を見ていると、どうもAさんは「モテている状態」というのを明確には思い描けていないようでした。

じゃあ、思い描けていないのに本当に「モテたい」と思っているか、ということになります。
本当は思っていないパターンとしては、例えば「『モテたい』と言うことで、(みんなと同じ)モテたい側の人ということをアピールして輪に入りたい(モテる側の人と思われて反感を買いたくない)」その逆で「最もモテないキャラをアピールしてみんなにイジられたい」あるいは「『モテたい』と言うことで、恋人募集中ということをアピールしたい」などがあると思います。
Aさんの場合は、これらには当てはまらず、「モテたい」と本当に思っているようでした。

モテている状態が明確ではないのに「モテたい」と思っているということは、本当のゴールは別にあるということかな、と思い「何のためにモテたいのか」を考えてみました。(ここからは私の妄想なので、もはやAさんとは関係ありません。)

例えば
・理想のパートナーと出会う
   ⇔パートナーが欲しいのにいない、またはパートナーに不満がある
・性的な欲求を満たす(ための相手と出会う)
 ⇔性的な欲求が満たされていない
・親を安心させる
 ⇔結婚を急かされている、将来を心配されているなどが煩わしい
・同性に一目置かれる
 ⇔下に見られたくない、優位性を示したい
などなど、色々ありそうです。
それによって「モテている状態」がどんな状態か決まりそうですし、もしかしたら、そもそも「モテている状態」を経由せずともゴールを達成することができるかもしれません。

そういえば、私も23歳~27歳くらいの間は、「結婚は早ければ早いほどよい」と考える田舎の母と、「結婚はしたいけど28歳くらいまでに相手を見つければOK」と考えていた(そして恋人がいなかった)私とのギャップがあり、私としても恋活をしていなかったわけではないですが、それ以上に実家に帰った時はモテているアピール(選べる相手が複数いるそぶり)をしていました。(呆れられていたと思いますが、口出しをする気力をなくさせるという点で効果がありましたw)

ここで気づいたのが、これら「モテたい」のゴールに共通するのは「モテたいと思わない状態」だなということです。なので、「モテたい」と言う人が「モテている状態」をイメージできていない場合、「何のためにモテたいのか?」それはつまり「モテたいと思わない状態はどんな状態なのか?」を明らかにしていくのがよさそうだということです。

これが、『自信とは何か?①』の「『自信』が欲しいと思っていない状態」と似ているなと思ったのです。
そして、「『自信』が欲しいと言っていた人」が「『自信』が欲しいと思っていない状態になる」という変化よりも「『モテたい』と言っていた人」が「(恋人ができたり昇進したりして急に)一切『モテたい』と言わなくなった」という変化の方がイメージしやすい!と思い、ちょっと横道にそれてまで、この話を書いたのでした。

余談ですが、「モテる人」はいますよね。
「私は自信がある人です」と言う人はいないんじゃないか(言えるとしたら「私は○○する自信があります」になるはず)、というのが前回の『自信とは何か?①』で立てた仮説ですが、「私はモテます」という人はいますよね。私も出会ったことがあります。
そういう人は、Aさんと違って「モテている状態」が説明できる人だと思います。例えば、「月に○回は告白されている」とか「恋人が途切れない」とか「ナンパ/ナンパ待ちが高確率で成功する」とかです。これについても、Chikaさんからの重要な示唆があったので次回また触れます。

次回は、Chikaさんがぶっこんでくださった「認知のゆがみ」そして「根拠のない自信」について書きます。

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