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「自信とは何か?」③~「認知のゆがみ」!?~

「なぜ『○○したい』じゃなくて『自信が欲しい』と考えてしまうんだろう?(本当はその先にやりたいことや、なりたい自分があるはずなのに、実体のない『自信』にフォーカスしてしまうのはなぜか?)」と困惑している私に、Chikaさんから「それは認知のゆがみでは?」との一言。

「認知のゆがみ」!!何というパワーワード。

前々回の図の例で言うと

図2

Aにいる人は実際には
①プレゼンをする(したことがある)

②プレゼンができる自信がある

③「できます」と言う
という順番をたどっているのに対し、Bにいる人は
②Aの人は『自信』があるから

③「できます」と言う

①プレゼンをする(できる)
という風に考えているのでは、とのこと。

つまり、『自信』さえあれば何でもできると思っているから、(「何でも」の部分を考えずに)『自信』を欲しがってしまうのでは、ということです。

えーーーー!
それって逆に言えば『自信』以外の条件は揃っているということで、私に言わせればそれは「(プレゼンができる)自信がある」状態であり、むしろ自信満々じゃないかと思うんですが。。。

じゃあじゃあ「なぜ『自信が欲しい』と言う人は、自信がなさそうな振る舞いをするんでしょう?メリットがあるから続けているんですよね?」

Chikaさん「それは行動しないための言い訳です」(かぶせ気味に)

そうなのーーーー!?

もし「『自信』が欲しい」人が「行動したくない」と強く思っているとしたら、その先の「なりたい自分」(「自信がある状態」「自信があったらやりたいこと」「何のために自信が欲しいのか」など)にフォーカスすることはセッションの中では可能でしたが、ここで書いて実行してもらうにはちょっと難易度が高い気がしますね。。。

とはいえ、行動すれば「できるという自信」につながる(というか、行動しないと自信は持てない)のなら、『自信』を持つためには行動するしかありません。
それにも関わらず、「行動したくない」と思っているのなら、まずは「行動すると良からぬことが起こりそう」という呪いを解く必要がありそうです。そのためには「良からぬこと」の正体を明らかにするのがいいと思います。

逆説的ですが「あなたにとって『自信』を持って行動すると起こり得る不都合なこと、行動することのデメリットは何ですか?」ということですね。
『自信』が欲しいと思っている方、ぜひ思いつく限り列挙してみましょう。

こだわりたい人はデメリットだけでなくメリットも書き出し、点数をつけてそれぞれ合計を出してもよいかもしれませんが、ここではデメリットを可視化できればOKとします。

列挙したものを眺めてみて、どう思いますか?

A「行動するデメリットが大したことない(今のままよりマシ)」
→一件落着ですね。さっそく行動して『自信』をゲットしましょう。

B「行動するデメリットが(メリットより)大きい」
→今のままの方がよいということですね。今のあなたにとって『自信』なんて意味がない、むしろ持たない方がいいものだと分かったということです。

C「行動するデメリットが漠然としていて分からない。何が起こるか分からなくて不安。」
→ぜひ、こちらの記事「恐れに向き合うということ」を参考に、不安を分解してみてください。

・・・と、書いているうちに勢い余って、処方箋らしきものを書いてしまいましたが、未検証なので、もしトライしてくださった奇特な方がいらっしゃったら、TwitterのDM等でこっそり教えていただけたらとても喜びます。

そうそう、後日「『自信』が欲しい」と「モテたい」が似ている気がするという話をChikaさんとの定例にも持ち込みました。そこでは、noteには書いていない生々しい友人知人の「モテエピソード」「モテたいエピソード」を話したのですが、それを聞いたChikaさんの感想が「なんかモテてる人は自分から行動を起こしていますね」と。
確かにーーーー!逆に言うと「モテたい」を「自分からは何もせず、パートナーと出会いたい/性的な欲求を満たしたい/親を安心させたい/同性から一目置かれたい」と翻訳しても成り立ちそうです。

ちょっと長くなってしまったので、「根拠のない自信」については、次回書きます。

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