本に恋して【[青ブラ文学部]お題:#君に届かない】参加記事
【青ブラ文学部参加記事】です。貼付以下、参ります。
君に届かない。
この君、という対象は、必ずしも(ともすれば連想してしまう)恋愛に基づいたものとは限らない。いや、広義の中では該当するかもしれない。
羨望、である。多分に嫉妬を含んだ。
嫉妬心。それをひとかけらも抱かぬ人がいるだろうか。いるならば、その人は人間の域を超えた聖人、神格を得ているか、若しくは(言葉が尖るが)ペテン師である、と私は思っている。
手を伸ばしても届かない先にいる人。
それは、仕事であれ私生活であれ存在する。私以外の人は皆うち揃って高みにいる。そうした歪んだ劣等感は、常に私の内側に座している。その輩を飼い慣らし、心の底に澱として沈めていく。
何かをすることは、それをするに等しいのだ。少なくとも私にとっては。
先述に「広義では恋愛に該当する」と、私は記した。その恋愛は文章表現について、である。素人が30年も拙い文章を書き続け、ネットとは言え外部に発信し続けている。これが狂った恋でなくて、何なのだというのか。
恋は上手く成長させれば愛へと昇華する。文学への狂恋は、ウィットにでも転換していきたいと願う。ペーソスを伴った。
私も玄人になりたい。それは読むプロフェッショナルになることだ、私にとっては。そのために書いているし、書くために読んでいる。
この文章表現能力が私に芽生えないだろうか。
くすんだ羨望を黙らせ、書評として労作に向かい合う。そうした精神を鍛えるために、私は今日も本を読む。
拙稿題名:本に恋して
総字数:603字
よろしくお願い申し上げます。
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