見出し画像

読み終えることが寂しくて、最後の一行が読めません【吉穂みらいさん作『眠る女』創作大賞感想】

私にとってそれは、吉穂みらいさんの力作『眠る女』、全10話です。

話を読み進めていく内に、読者である私たちは、主人公のあおいが意識を保てなくなっていく様子と同化していきます。手先足先が冷え切り、生身の身体を失っていくが如くのその感覚は、作品世界に足を踏み入れた自分の意識が、平素とは違う世界に置かれしまったかのような、不可思議な感覚となって脳裡を駆け巡るのです。

葵と夫・時夫、キーパーソンのカオルをはじめとして、葵を取り巻く人々と彼女との関わりによって、少しずつ見えてくる真実は……?ぜひご自身の目で確かめていただきたく思います。

そして、私感ですが。きっと読んだ方は思うでしょう。「ああ、まだ読み終わりたくない」と。私も(完読後の余韻が少し冷めたので)そろそろ再読いたそうかと考えております。

みらいさん、素敵な作品をありがとうございます。noteはこうした至福があり、故に止められないのだな、と改めて感じています。

最終話でみらいさんが仰っていた👇

創作大賞というお祭りの片隅で、ラストダンスを踊っています。

眠る女10(最終話)吉穂みらい様  記事より

ラストダンスを、あなたと


貴族の祝宴?Shall We dance?ヘッダー共々、MicrosoftCopilotによるAIアートです。


五彩の羽持つオデット?MicrosoftCopilotによるAIアートです。最後は一ひねりで。「なんのはなしですか」じゃないですよ(笑)みらいさん。


2024/07/18、16:33追記。『眠る女』後書きを🔗いたします。


では、また別の御作でお目に掛かりたく。ありがとうございました。


#吉穂みらいさん
#眠る女
#創作大賞感想
#ほぼ毎日note
#AIでヘッダー画像をつくってみた
#AIとやってみた
#MicrosoftCopilot
#66日ライラン


<©2024春永睦月 この文章は著作権によって守られています。AI画像はフリー素材ではありません。無断使用及び転載等はお断りいたします〉
(©2024 HarunagaMutsuki This text are protected by copyrigh.
AI images are not free materials, unauthorized use or reproduction is prohibited.)

この記事が参加している募集

拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。