読み終えることが寂しくて、最後の一行が読めません【吉穂みらいさん作『眠る女』創作大賞感想】
私にとってそれは、吉穂みらいさんの力作『眠る女』、全10話です。
話を読み進めていく内に、読者である私たちは、主人公の葵が意識を保てなくなっていく様子と同化していきます。手先足先が冷え切り、生身の身体を失っていくが如くのその感覚は、作品世界に足を踏み入れた自分の意識が、平素とは違う世界に置かれしまったかのような、不可思議な感覚となって脳裡を駆け巡るのです。
葵と夫・時夫、キーパーソンのカオルをはじめとして、葵を取り巻く人々と彼女との関わりによって、少しずつ見えてくる真実は……?ぜひご自身の目で確かめていただきたく思います。
そして、私感ですが。きっと読んだ方は思うでしょう。「ああ、まだ読み終わりたくない」と。私も(完読後の余韻が少し冷めたので)そろそろ再読いたそうかと考えております。
みらいさん、素敵な作品をありがとうございます。noteはこうした至福があり、故に止められないのだな、と改めて感じています。
最終話でみらいさんが仰っていた👇
ラストダンスを、あなたと。
2024/07/18、16:33追記。『眠る女』後書きを🔗いたします。
では、また別の御作でお目に掛かりたく。ありがとうございました。
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