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Conclusion. | 2022

お久しぶりのnote。気づいたら2022年最終日になっていましたが、皆様今年はどんな年だったでしょうか。

私は3月に札幌での大学生活を終了し、4月から上京・社会人1年目と色々な変化があった年でした。

noteに関しては年始に毎日投稿50日を達成して、社会人になってからは月に一度毎月の振り返りとして文章を書かせていただいていました。ただ、10月からの3ヶ月間は投稿ができていなかったので今日は2022年の区切りとして文章を残します。

Instagramのストーリーにあがっているキラキラしている私、
Twitterでつぶやいている頑張っている私。
けど、それだけではない「ふだん着の私」を自分の記録のために。

January

1月病

去年に引き続き1月病になった年始。年が明けて「もうすぐで大学生活が終わる」「色々やらないと」といった余裕のなさからくる動悸、不安、孤独感に襲われた。

幸いにも今年は行きつけのカフェがあったため、作業をするという名目で店員さんたちやカフェに集まってくる人たちに会いに通った。おかげで去年よりも孤独感を紛らわせることができ、心の安静を保てた。ありがたい。

自分らしさってなんだ

社会人とも学生ともいえない超絶微妙な時期にバグが起きたのも1月だった。

「かっこいい女性になる」を掲げていた私にとって「かわいい」はなんとなく敵だった。けれど、1月はかっこいいとかわいいの狭間でとっても揺れた。わかっていても。

そんな動揺してぶれぶれの時に「ハルナちゃんにこれまで何回も会ってるのに未だにどんな人かわかんない」と知り合いに言われ、自分の核心をつかれたようでうわっと思った。

結局、このバグを機に私は「かっこいい女性になる」を掲げるのをやめた。なりたくないわけではないのだけど、定義づけが変わったから。

白にも黒にもできなかったその時期に、私の中にかっこいいもかわいいも存在することを知れただけで満足だった。

自分らしさに迷っていた時に撮ってもらった写真。
写真を通してかっこいいもかわいいも共存することを認められた。

♩パラレルワールド「愛とか全部幻で現実なんてこんなもんでしょ」

February

五足の草鞋

2022年で一番忙しくて、一番楽しかった2月。

就活支援団体、資格取得、オーケストラの練習、ジェンダー団体、その他、五足の草鞋で毎日寝る間も惜しんで詰め詰めのスケジュールを爆走していた私。

友人に「ハルナ、草鞋って二足までって知ってる?」って言われたのに聞き耳を持たなかったのももはや懐かしい。

大学卒業というタイミングでやっていることを最後までやり遂げる責任。
やり残したことがないようにやりたいことをやるという自分への期待。

「人生には今自分が注げるエネルギーを総動員して勝負に出なくてはならないシーズンがある。」

結果、ジェンダー団体では初のイベントを行ったり、Insta liveに参加させていただいたり、就職先から求められた資格取得も2月最終日になってしまったがギリギリ合格したり。

特に、大学4年生の1年間を費やした就活支援団体の活動では担当している就活生のために最後のイベントを行ったり、通算5回やらせていただいたチームへの感謝の動画を作成したりした。

「心に春を。好きと言える生き方を。」

最初に全体の目標をたてるときに自分のアイデアが使われ、そのまま1年間掲げた。1年間やり切って本当によかったなと思う経験。

就活支援団体を卒業する時にみんなで食べたケーキ

‘’Your road to glory will be rocky,  but fulfilling.‘’
ーあなたの輝かしい道は険しいが、満たされる。

知り合いが主催していたイベントでもらったフォーチュンクッキーの中身

♩シンデレラボーイ
♩ハッピーエンドへの期待は

March

15年間の集大成

「もう練習できないかもしれません。本番も危ういかもしれません。」
「本番ができなくても、過程を一生懸命取り組めば、価値ある時間として自身で納得できるはずです。」

2月、同期の学生指揮者に言われた言葉。

私たちの代は中心年目と言われる年にコロナで演奏会が幾度となく中止になった。活動ができない悲しさ、練習しても中止になってしまう悔しさ。

卒業演奏会がそんな私たちにとって最後の演奏機会だった。
もしかしたらまた中止になるかもしれないけど、最後までやり切りたいという想いで練習をした。

ブラームス交響曲第1番(通称ブラ1)が私の15年間やってきた音楽人生で最後の曲となった。

Soliがあったのだが、上手く演奏できないプレッシャーで同期会で大泣きしたこともあった。

結果演奏会を無事に迎えられ、本番の演奏も上手くできた。

演奏中「ステージから見る景色はもしかしたら最後になるかもしれない」と思い、集中しながらも見える景色を目に焼き付けた。

哀愁漂うdeepな夜

友人に誘われサシ飲みに。その日がなんとも残しておきたいくらい不思議な気持ちになった日で。

1軒目、ある人の影響でラフロイグを注文。
2軒目、すすきのの奥にあるビル。「いい男とは」について店員さんも含めて語る。
3軒目、渋いマスターと店内でかかる曲の歌詞にあった「その日暮らし」が沁みてたたばこの似合うお姉さんがやっているバー。午前2時にレコードから流れる昭和歌謡。今年初めて見た桜。

映画『愛がなんだ』に出てきそうな変わっているけど生き生きしている大人たちに出会いすぎた夜。

この人たちはどんな人生を歩んでここにいるんだろう。そんなことを聞けるくらい仲良くなる前に、私は札幌をでなければいけなかった。またあの不思議な人たちに会いにいきたいなと思う。

matane

卒業演奏会を終え同期たちと集まっている中で「またね」「結婚式呼んでね」「生きてればいつか会える」といった会話があった。

またね。素敵な言葉だと思う。

卒業式では大学の特別賞を受賞させていただき、終わった後すぐに行きつけのカフェに袴姿を見せにいった。

最初は滑り止めに泣く泣く行くことになった大学生活。
コロナも重なったり色々あったけど、最終的には札幌で大学生活を過ごせたことは間違いなく私の人生にとって正解だったといえる。

そして札幌時代の友人、家族に別れを告げて色々な想いをもって私は3月末上京した。

♩朝顔
♩東京
♩おもかげ
♩somethin'
♩はじまりのおわり

April

北春凜音

入社式の時に自己紹介も込めて伝えた四字熟語。

北海道の春のように遅咲きかもしれないけれど、こつこつ成長して一気に色々な花を咲かせる。凜とした人になる。

どきどきワクワクでスタートした4月だったけど、4月生まれの私を同期が祝ってくれたり、新卒研修のチームでわいわいできたり楽しく過ごした。

そのあと配属初日にコロナに感染して、みんなから10日間スタートが遅れたと思ったけど今となってはそれも良い思い出。

♩東京
♩TOKYO GIRL
♩1999
♩拝啓、少年よ

May

初の現場経験

noteやSNSではちゃんと仕事の話をしたことはなかったかもしれないけれど、私の会社は総合人材サービスを扱っており、私も5月から10月まで現場を知るために家電量販店の販売員として店頭に立っていた。

これまでホテルやデパートの接客しかしたことがなかった私にとっては、家電量販店の接客やルールに慣れず最初はとても戸惑った。

そんな中、一緒に働いている人たち・営業・東京の父のように慕っている方などのおかげでなんとか頑張れた。

お客様、家電量販店で一緒に働いている人たち、会社の人たち、休日もイベントに参加して色々な人に会って完全に人疲れしていたのが5月だった。

June

第一次キャリア迷子

家電量販店で働き始めて2ヶ月目。一回目の仕事辛い期。キャリア迷子。
今の自分がやっている仕事を正解にしたくてもがいてた。

慕っていた現場の上司たちに話を聞いてもらったり、休みの日に他の家電量販店で働いている人たちに会いに行った。

どうにか今やっていることと将来やるであろうことの点と点を繋げようと必死だった。目的を見失うことは私にとって一番のストレスだったから。

July

リフレッシュ

7月はちょこっとだけ仕事の成果も出るようになってきて、休みの日に旅行したり社外同期会に顔を出したりと楽しんでた。

特に、弾丸大阪旅行は迎えいれてくれた同期&社外同期のおかげでとても良い時間を過ごせた。

August

おかえり

8月は北海道帰省で札幌と函館に。

なんとなく社会人になってから北海道の人たちとの物理的距離から心理的距離まで感じてしまっていたのだけど、そんなことはなくみんな「おかえり」「またいつでも帰っておいで」と迎えいれてくれた。

変わらず接してくれたことがどれだけ嬉しかったことか。
今後も大事にしていきたいなと改めて思う。

♩That's Me
♩スキ
♩全糖の少女
♩タリナイ
♩アイライキュー
♩glamorous sky
♩好きだった(はずだった)

September

ちょっと休みたい

北海道から帰ってきて完全にバランスが崩れた。
第二次キャリア迷子期。

「東京に出てまで今の仕事をしている意味は何か」考えるようになった。

そんな中、通勤中に貧血で倒れ駅の救護室で自然と涙がでてきた時はさすがにやばいと思い徐行運転をすることに。

あくまで無理をしない。自分を大事にすることを優先に過ごした1ヶ月。
成長意欲もストップしてしまい、他の人と比べてしまうのも嫌で社内SNSもTwitterも一度見るのをやめた。

職場が変わるラストの月だったけど結果も残せて、周りの方々との関係構築もできて良い締めくくりができた。

♩永遠のあくる日
♩ばかまじめ
♩オレンジ
♩missing
♩ラブラドール
♩染まるよ

October

9月徐行運転をしていた私は、10月なんとか通常運転に切り替えられるかなと思っていたけどそううまくもいかず。

北海道弁で言ったらわやだった。良くも悪くも。ずっと心がザワザワしていたし、「なんで今?」の連続だった。

不安定な毎日

noteを出していない10月からは色々ありすぎた。
(ストレートな表現もあるかもしれませんが悪しからず。)

まず、キャリア迷子になっている中で怪しい人脈に出会ってしまった。
「良い人たち」だと思っていた彼らは、実はそうではなかった。地方出身社会人1年目の私はいい鴨だったんだなと後から気づく。恥ずかしながら素直すぎるが故に疑うことを知らない、完全に危機管理能力不足の私が原因ではあるけれど。みんながみんな良い人というわけではないんだな、良くしてくれる人こそ少しは疑うことも必要なのかもしれないと学んだ。

不安定な自分の整理をするために、1年後の自分に手紙を書けるという「自由丁」へ。ここで手紙を書いたおかげで自分が今何を大事にすべきかがわかって行ってよかった。

そして、札幌からの突然の訃報。衝撃すぎて何も考えられなかった。
こういう時にすぐに帰れなくて申し訳ないと思うと同時に、キャリア迷子の今帰ったら東京に戻ってきたくなくなるなと思った。

私は北海道には帰らず、札幌からちょうど来ていた先輩と究極の弾丸旅行へ。楽しめるか不安だったけど、先輩のおかげで気持ちを落ち着かせられた。

今ある時間を大事にしようとより思わされた。

卒業式の写真撮ってくれたり、カウンター席でいつも話しかけてくれたり、本当に本当にありがとうございました。出会えてよかったです。IDENTITY


本当に不安定な中、同じ部署の同期が辞めることに。元々私は知っていてなんなら一緒に転職も考えていた矢先、私に新規プロジェクトの話が。

色々なことがなんで今って。

でも結局私は自分の成長のために、新規プロジェクトの立ち上げに自分で加わることを決めた。

♩スーパー愛したい
♩愛ゆえに
♩恋だろ

November

公私安定

11月現場を離れ内勤として渋谷のオフィスで毎日PCとにらめっこ。ノートを作りに行って、スーツも友人の店で購入。

立ち上げということで一から作り上げていくのは学びが多いと共に、これまでの経験がいきる仕事でもあり充実している。

プライベートも土日休みになったことにより、イベントに行ったり、社外同期と出かけたりよりアクティブに動けるようになった。

そして5月から11月まで毎日のように連絡をとって支え合ってきた同期が辞めた。その裏で会社の表彰式があり別の同期たちが選ばれているのを見た時初めて悔しいと思った。

自分のためにも、会社を離れることを決めた同期のためにも頑張ろうと決めた瞬間。

December

and more..

そして12月。仕事の方はイレギュラーだらけで正直バタバタしていた。
自分の発言、行動に責任をもつことの大事さを痛感。「社会人だな」と思う。

プライベートは忘年会ラッシュ、社外同期会など色々な人と会う機会がすごく多かった。



来年は20代前半ラストということで何か面白いことがしたいなとは思ってる。抱負はまた今度のnoteで。

ひとまず、今年一年も関わってくれた皆様ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

2022.12.31  haruna kawagoe




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