見出し画像

2023年振り返りと2024年の抱負

ちょっと遅くなっちゃったんですが、
色々あって記しておきたいこと沢山なので
去年の振り返りと今年の抱負を書いていきたいと思います!


2023年振り返り

ざっくり振り返ったのは以下なんですが

他にも色々あったので、詳細振り返ってみたいと思います!

1月:年始の意気込み

年始に「すずめの戸締り」を観たこともあり、
2023年は、過去に戸締りして、前向きな明日に向かって走り出す年にしようと決意。
今振り返ると、まさしくそんな1年になったな、と思いました!

1月:コルクスタジオ縦スクマンガ賞落選…

12月14日に応募したコルクスタジオ縦スクマンガ賞の結果が
1月18日に発表され、落選・・・かなりショック・・・でした。
実はコルクスタジオの仮担当さんと一緒に
受賞目指して頑張って作った作品だったんです。
コルクラボマンガ専科6期の卒制で描いていた作品「みよきゅん」を縦スクに変えて、仮担当さんも直前までかなり赤入れをしてくださったりして。
でも、仮担当さんも悔しがってくれて、フィードバックもしてくださり、今後の課題が見えて良かったです。
結果が出せなかった要因としては、
ココが描きたかったんだな~!!がめちゃくちゃ感じられる作品だったかどうか。
悪い意味で、きれいにまとまりすぎちゃってて、そういう熱いものが感じられなかったそう。
粗削りでもいいから、何か1つ描き切れるといいそうです。

1月~3月:コルクのアドバンスド講座を受講

1月~3月は、コルクラボ漫画専科の卒業生が受講できる
アドバンスド講座を受けました。
演出家のえんたまさん、俳優の石田淡朗さん、コルクスタジオの佐渡島さんが講師で、映像作品を作りながら演技や演出方法を学ぶことで、漫画家に必要な演出力を鍛えるという、新たな試み・・・!

具体的には
最初に石田淡朗さん指導のもと、
演技のウォーミングアップのようなことをやったあとに
えんたまさんの脚本をグループで映像作品にする、
というワークを行いました。
よって、役者としての演技に加え、
監督として演出を考え、スマホでカメラマンにもなる、
という体験もしたんですが、どれもめちゃくちゃ難しかった!
脚本はえんたまさんが書かれたものだったんですが、
まずは脚本をちゃんと読み込んで意図を読むことの難しさを痛感しました。
そして、その意図がちゃんと伝わるようにする演出の難しさ…。
普通に漫画を描いてるだけでは学べないものを
体全身、全五感を使って学べました。
また、えんたまさん、石田淡朗さん、コルクの編集者さんたち、コルクスタジオに所属している作家さんたちとの交流の中で、色々な興味深いお話を直接聞けたのがとても楽しかった!!!
連載を抱えてる作家さんたちが、過酷な〆切の中頑張ってらっしゃる様子を伺えたりもして、大変そうだな~と思いながらも、憧れるな~と思いました。

2月~:みよきゅんSNS連載開始

コルクスタジオ縦スクマンガ賞の落選を受けて、
みよきゅんをSNSで自主連載することにしました。
仮担当さんからも
「はるむすびさんの特性的にも、
 描いたものをすぐ発信してすぐ反応もらえた方が
 向いてそう」
と言われたこともあり、
これまでネームで描いてきた「みよきゅん」を
SNS連載用に構成し直して、
短い区切りごとにアップしていくスタイルにすることにしました。

そして、満を持してアップした1話は、
今まで一番バズり、
X(当時はTwitter)ではアップした直後に100人フォロワーが増えて、
インスタはリール動画の方が7.7万再生/1700いいねを貰えたりしました。

https://www.instagram.com/reel/Cow3h61pfEq/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

このまま2話以降も・・・!!と思って
隔週ペースくらいであげてたんですが、
1話ほどは伸びず・・・

最近は別件で忙しくなったりもして、
更新できていない状況です。
でもとても思い入れのある作品なので、
完結まで描きたいなぁと思ってます。

4月:マンガMeets4P漫画賞に応募

メガネがテーマだったので、メガネフェチとして
応募しないわけにはいかない・・・!と、
みよきゅんに出てくるみよちゃんの高校生編を描いて応募。

少女漫画は作画の奇麗さが命でしょ・・・!!!と
ネームだけでなく、作画も漫画友達に色々アドバイス貰いながら
描きました。
結果・・・落選・・・。
でも、その後の持ち込みでこの漫画の作画が評価されることが多かったので、無駄にはならなかったなと思います。

5月:退職決意と初の正式担当さん

漫画に関しては前向きに色々頑張っていた一方、
会社員としてはモチベが下がる一方で心身ともにしんどくて。
まだデビューも出来てない中、会社員やめるのはヤバい、
会社にも家族にも迷惑かかる・・・・・・
と日々自分に言い聞かせてきたのも限界に達してきて、
でもなかなか決心がつかなくて。
5/1に地元の神社で、
5/2に占いができる漫画友達に勧められた
箱根神社/九頭竜神社に行ってきて
「会社やめて、漫画に専念してもいいですか?」
と聞きながらおみくじ引いたら
どっちも大吉!
長年会社員頑張ってたおかげで貯金はそこそこあって、
1年は収入なくてもやっていけそうだったので
1年間、挑戦してみよう!!と決意。
夫は以前からしんどそうなのを見かねて
辞めるのに賛同してたので、快くOKしてくれました。
そして、箱根神社の御祈祷で
「漫画創作のいいご縁がありますように!
 活き活きと生きていけますように!」と願いました。

その直後、

5/8にコルクスタジオに作家見習い的な感じで招待されて
縦スクの企画作りに参画しはじめたり

5/9にWEBTOON座談会に出席して、
たまたま有名なプロアシさんが2次会の目の前の席になって
背景アシスタントさんのお仕事の話を伺えたり
(このことがきっかけで、しばらく後にそのスタジオでアシスタント始めました)

5/10にコミティアの出張編集部の持ち込みで
初めて名刺をいただいて担当さんになっていただいたり。

決意して覚悟した直後に、新たなご縁に恵まれて
すごい巡り合わせを感じました。

5月~6月:GANMA!トーナメント賞、comicoチャレンジに投稿

コミティアの持ち込みをきっかけに、
GANMA!トーナメント賞用の作品を描いて投稿、
comicoチャレンジに作品を描いて投稿、
をしました!
GANMA!トーナメント賞は、予選は通過したものの、
ブロックごとの勝負では勝てず・・・落選!
以下の作品を投稿しました。

comicoチャレンジの方は、締め切りまでに投稿したらアマギフが頂けるイベントだったので、無事GETしました。

どちらも、久々にみよちゃん関連じゃない
新しいキャラクター・設定で描けて楽しかったです。
短期間でも新しい企画やキャラ考えて仕上げまで描けるじゃん!って自信にもなりました。
それぞれ、新たに出会った担当さんからフィードバック頂けたりするのも新鮮でした!
編集者さんとやりとりしながら作品制作するの楽しい!

6月はジャンプ+の漫画家のツドイにも参加できて
持ち込みも出来ました。
優秀な編集者さんなのに褒め上手で課題の指摘も的確だった!
この時、みよきゅんに出てくるヒーロー役、純先生のエピソードがもっと描かれると男性も共感できる、とアドバイス受けたので、このあと純先生編を描いたりしました。


6月~8月:KENAZアカデミー

韓国のWEBTOONスタジオ、KENAZが無料で主催したアカデミーを受講しました。
無料とは思えない充実した内容で、一通りの工程について
実際に活躍されているそれぞれの工程のプロの方から教えていただき、
めっちゃ学びになりました。
韓国・・・すごいな・・・

本題からずれますが、先生方が紳士的な方ばかりで、素敵でした。

7月~8月:初めてのカラーアシ、引継ぎと退職、コンペに応募

8月末退職に向けて、長年仕事してきたものを資料にまとめて引き継いで、なんとか退職。

このときかなりいろんな感情が動いたのですが、ここでは割愛。

一方、初めてカラーアシスタントを少しやってみたりしました。
(したら領さんの作品のお手伝いを短期でさせて頂きました。)
チームでやり方を共有しながら取り組むのが新鮮で、楽しかったです。
このとき学んだカラーの塗り方は、のちのカラー漫画に役立ってます。

そんな中、ある漫画のコンペが8月〆切で開催され、
描きたいテーマだったので、何とか応募しました。

9月:退職後…漫画のお仕事決まる

退職して、これから一層漫画頑張るぞ…!!!
https://x.com/harumusubi/status/1697522950029574564?s=20

と思った矢先、いきなりコロナになりました。
会社員時代はあまり熱とか出さなかったんですが、なんか急に来た感じ。
まだ健康保険証もなく、なんでこんなときに・・・と思いましたが
逆にちゃんとゆっくり休めて良かったです。

その後、
5月からの担当者さんとも定期的に打合せして連載企画用の企画を一緒に考えたり

新たに一緒に作品作りしたいと私の企画に興味持ってくださった編集者さんが担当になってくださったりしてる中・・・

8月に出してたコンペが通り、漫画の初仕事決定!
こんなにすぐ仕事が決まるとは思ってなくて、タイミングがよくてビックリ。

ちょっと幸先いいかも!、と思いました。

また、漫画家仲間の中でとても好評な
三宅隆太さんの漫画家のためのプロット講座を
受け始めました。
プロットについて色々知らなかったことが多く、
まずは新しいワードを吸収していってる感じ。
2024年も引き続き受講します。

10月:初めての漫画原稿執筆

9月にいただいたお仕事の原稿を執筆。
毎週5ページ、カラーで納品しました。(全部で20ページ)
初めてのお仕事なので、緊張しながら、必死に取り組みました。

この月は、担当さんとの打ち合わせも中断・・・
縁が切れちゃわないか内心冷や冷やしてて
隙間時間に新しい企画考えたり、作品分析したりしてました。

11月:改めて覚悟を決める、アシスタント始める

一旦、10月に原稿を納品できたので、
あるところに持ち込みに行ったら
沢山ダメ出しをされて、あぁ、私は漫画家としてはまだまだなんだな・・・と改めて痛感し、急に色々不安になって。
以前から担当さんからやった方がいいと言われていた
アシスタントを始めたり、
画力アップトレーニングを
本格的に開始することにしました。

担当さんからも
「死に物狂いで頑張らないと連載とれないよ」と喝を入れて頂き
9~10月は、まだ頑張りきれてない感覚があったので
この11月はじめに腹がすわって
今取り組める課題はできる限り全部頑張ろう!!
と覚悟を決めました。
だって、会社辞めるの、すごい覚悟と勇気が必要だったから。
そして、こんなに全力で頑張れる時期って、人生にそうそうない、今回が一生に一度のチャンスかもしれないから。
今ちゃんと頑張らないと、あとで凄い後悔する!!

それから、日々やることが沢山あっても、
朝1に、今日はこの順番でこれらのタスクやる!!と決めて
次々と取り組むようになったら、以前より取り組める量が増えました。

11月は、10月に執筆した原稿が無事掲載されました。

12月:毎日トレーニングを始める

11月からさいとうなおきさんのイラスト最速上達法を自分のペースでやってみてたんですが、
うまく課題設定や課題に対するトレーニングを自分で設定できなくて、時間も毎日割けてなかったんですが
12月にコルクの担当さんから
連載作家になるためには画力アップが必要!と
私の現状の課題に対する具体的なトレーニング方法の提案があり、
そこから毎日2~3時間トレーニングの時間をとるようにしました。
私は人体と構図が課題となっているので、
人体に関するトレーニングと
構図に関するトレーニングと、それぞれ行っています。
自分なりにやってたときは、なかなか時間がとれない・・・何やればいいか分からない・・・と思って出来ない日もあったんですが、
具体的なやり方の提案と提出先が決まっていると、続けられるものだな、と思いました。(他のことやりつつだから、かなり日々ヘトヘトだけど・・・)
画力アップトレーニングについては区切りがついたらまたまとめたいです。

そんなこんなで
・お仕事の原稿
・アシスタント
・担当さんとの作品作り
・画力アップトレーニング
・その他学び(プロット講座、コミュニティ内の各種勉強会)
・インプット(作品鑑賞、分析)
を並行してやっていて、一応主婦でもあるので
忙しい毎日ですが充実しています。

最後は以下の描き納めをして締めました。

2024年抱負

今年はチャレンジのリミットの年なので、
夏までに漫画全力で頑張って
専業でやっていけるか見極めようかなと思っています。

そのために、まず今やってる
担当さんとの作品作りを頑張って、連載を取りに行く。

連載作家になるために必要なスキルを、
トレーニング、アシスタント、各種講座
で引き続き伸ばしていく。

今年こそ、
「こういうのが描きたいんだー!!」
が漏れ出てる漫画を描きたい。
そのために、好きなものとか性癖とか
自覚してさらけ出せるようになりたい。

SNSの認知度も売れていくために大事なので
放置はせず、時々あげる。
(上記と並行してだと沢山はあげれないけど…)
年明けにやっとXで1000フォロワーさん達成したので
今後もフォロワーさん増やしていく。

人とコミュニケーションとりながら
学んだり、創作するのが好きなので、
引き続きご縁を大事にしていきたいです。

最近、
自分は凡人で突出した才能はないけど、
日々、
やりたいな、やった方がいいな、と思ったこと
応援してくれる人から提案されたことを
頑張って取り組んでいけば
切り開けると信じて
後先の不安を忘れて取り組んでます。

専業漫画家が果たして自分に向いてるかも
まだ分からないので
半年間頑張ってみて、半年後の状態で
またジャッジできればいいかなと。

それも含めて、
自分の気持ちに素直になって
周りの風を感じながら
魂燃やしていきたいなと思います。

最後に

読んでいただきありがとうございました。
そして、日々の創作活動に協力していだいている方、応援してくださる方、本当にありがとうございます!
今回の記事には描き切れなかったけど、沢山の方に支えられて、創作活動ができています。
皆様もいい一年になりますように!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?