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「自分の仕事」を"考えた"6日間のこと①

西村佳哲さんの本に『私のはたらき』という1冊があり、2011年1月に奈良で行われたフォーラム「「自分の仕事」を考える3日間」から生まれた本で(というより、フォーラムと本がセットになった企画だったと聞いている)、ぼくはそのフォーラムに参加していた数百人の中の1人だった。

「「自分の仕事」を考える3日間」は2009年、2010年、2011年と3回の企画で、ぼくは2010年の「3日間」にも参加していたのだが、2年で計6日間、あの場に居合わせたことは自分にとってとても幸運なことだった。

少し前にも書いたけれど、ぼくは2009年の11月に会社勤めを最後に止めて、もう「再就職活動をする」ことが嫌になり(といううより、それが安全な道だとはとても思えなくなり)、さぁ、どうしよう? となった時に出会ったのが西村佳哲さんの『自分の仕事をつくる』だった。

その本を読みながら、西村佳哲さんは、『Sound Bum』をやっているリビング・ワールドの人だ! と気づいた。ぼくは以前、リビング・ワールドから『Sound Bum』の2枚のCDを購入したことがあった。

この話はまた書こうと思うけれど、ぼくは「きく」ことにすごく興味があり、「きく」ことをたくさん書いていたので、『Sound Bum』のプロジェクトは興味深く見て(聴いて)いた。

リビング・ワールドのウェブサイトを見て、翌年の1月に「「自分の仕事」を考える3日間」というイベントがある、と知って、すぐに申し込んだのだった。直感で、その3日間を、自分の2010年の起爆剤にしようと思った。

この話は、一気に書かず、明日につづく、ということにしよう。

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その「「自分の仕事」を考える3日間」の、2011年の時にゲストで出演していた山本ふみこさんと、西村さんの話を、今日は久しぶりに聞きに、池袋まで出かけた。懐かしい話がいっぱい聞けたのでしみじみしつつ、それ以降、3.11を越した後の8年間に思いを馳せていた。

(つづく)

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「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダーは、1日めくって、12月21日。今日は、これ、とっておきの話だったりして、「らんどサる」の話。

※"日めくりカレンダー"は、毎日だいたい朝(日本時間の)に更新しています。

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