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助走/近況報告

さて、重い腰を上げて、ここ(note)でもまた書き始めよう。SNSの面白さも、危うさも感じながら、それでも面白さを感じているうちは書きます。

しばらく休んでいると、なかなか書き出せなくなる(他のところではジャンジャン書いているのに、だ)。なので今日これから書くのは、何というか、"助走"です。

今年(2021年)は、これまでの積み重ねをかたちにしておく(というような)ことに注力しよう、と考えて始めて、もう9ヶ月が過ぎました。例によってスンナリはゆかないことばかりでしたが、先日、お会いしたある方から「今年はもう何冊でしたっけ」と言われて、話して、まあまあ、よくやってきた方じゃないかという気がした。とはいえ、つくっている側は孤独なものなので、そんなやりとりが大きな励ましになります。今年、これまでにつくったのは、

『2020年の夢』(道草の家の文章教室の小冊子セット)
下窪俊哉『海のように、光のように満ち──小川国夫との時間』
『アフリカ』vol.32(2021年6月号)
犬飼愛生『それでもやっぱりドロンゲーム』

の4アイテム。

8ヶ月で4つなので、2ヶ月に1つ、つくっている計算に(いちおう)なりますね…(いま気づいた)。これから年内に2つ、まだ予定があるので、そのペースのままゆけそう?

隔月で何かつくって出しているのか、と考えると、出版を生業にしているわけではなく、日々の仕事や暮らしの傍らでつくっている者としては、ちょっとやりすぎかもしれない。年始に「今年は毎月、本をつくるぞ!」とうそぶいていたのが半分現実になったようで怖ろしい気もします。

それでも何か、自分はまだ何の仕事もできずにいるようです。いつも真っ白な紙を前に置いて、いよいよ書き出そうという気分。なぜだろう。

近況報告をいくつか。

7月からは、ウェブマガジンの「水牛」(の中の「水牛のように」)に「『アフリカ』を続けて」という連載を書き始めました。

8月には犬飼愛生さんの初のエッセイ集『それでもやっぱりドロンゲーム』をアフリカキカクから出して…

夏の間、おやすみしていたゲストハウス彩での文章教室と「よむ会」も9月には再開。オンライン文章教室も再開しました。10月も引き続きやります。

そんな感じで、いろいろやっている、そのひとつひとつのことを、ここ(note)でもまた、書いておこうと思っています。

少しは"助走"になったかな…?

(つづく)

その、今年つくった4冊の本は、アフリカキカクのウェブショップで発売中!

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