見出し画像

シドニー行きを決めても変わらないことと、変わったこと。

「2025年春にシドニーでバスケ観戦をしよう」と決め、まずは観戦仲間や職場のメンバーに伝えてみました。みなさんポジティブな反応。嬉しい。

とはいえ、実際に連休を取れるかどうかが難題なのですが。そもそも来春、どの地域の・どの部署で・どんな役職で・何の仕事をしているかも分かりません。


オーストラリアを知るべく図書館へ

このご時世に図書館で本!? と驚かれそうですが、「概要から把握したい」「文字情報が最も理解しやすい」というタイプゆえに、最初は本から入るのが手っ取り早いのです。

幸いなことに、私の暮らす街の図書館はとっても頼もしいんです。オセアニア全体の歴史、オーストラリアの文学や芸術、政治経済の変遷、旅行ガイド、オーストラリアが舞台になる日本の小説など、様々な角度からオーストラリア関連の書籍に出会えました。

特に、多文化主義以降のハイブリッドな文化的背景をもつ作家の作品、図書館に無かったものも読んでみたい。今はナム・リーが気になっています。


頭の中に「オーストラリアポケット」をつくる

借りてきた本たちを読み進めながら痛感するのは「私はオーストラリアを何も知らない」ということです。というか、海外事情全般に疎いのだなと。

もちろん、いくら自宅と図書館の往復を繰り返したとて、知ることができる情報には限度があります。そもそも私のゴールは「シドニー大とNBL1の試合を現地で観る(できればマイキー・ヨーンのプレーを観る)」。そこから離れすぎてもどうなのかという話ですし。

ただ、まず本を読むことで、頭の中に「オーストラリア情報を入れるポケット」という一定の土台は形成されはじめました。これからは引っかかる情報が増えるはず。断片的情報も繋ぎやすくなるでしょう。これを機に他のポケットも増やしたいですね。

書を捨てよ……ではないけれど

「まずは概要を本で学びたいんだ」などと頑固なことを言っていますが、シドニー大のみなさんに声をかけたWUBSをきっかけに、少しだけ心境と行動の変化もありました。

それは「自分から海外の人に話しかける」というアクションへのためらいが減ったこと。主にSNSで、同じチームや選手のファンである海外の方に話しかけてみています。

最初はおっかなびっくりでしたが、慣れると意外と大丈夫。翻訳ツールまじりの拙い会話にもみなさん優しく答えくれて、バスケでつながるってこういう感じなんだ!と新鮮なわくわく感を味わっています。

内向的な性格と凝り性もあってか、今までは「知りたいことがあったら自分で調べる・勉強する」と自己満足で終わりがちでした。英語部に所属していた高校時代すら、自分から話しかけたことってなかった気がします。

大人になってからも人って変われるんですね、なんて月並みな感想を抱いたりして。バスケットボール、ありがとう。

(おまけ)最近のバスケ観戦

8月12日にWUBSが終わり、今は関東大学バスケのオータムリーグに注目しています。25日に「日大vs神奈川大を見るぞ!」とご機嫌で出かけていったら、駒沢に着いた瞬間に「もう入れません」とアナウンスが出てガックリ……

しょんぼりしてカフェで配信を観て帰りました。いいんだ、リーグ戦ならまだまだ各チームを観る機会はあるから。

Bリーグの開幕まではあと1ヶ月少々。プレシーズンゲーム観戦の1発目は、9月8日に水戸で行なわれる茨城ロボッツvs滋賀レイクスです。

昨年のWUBSで「すげーパスするな!?」とひっくり返ったNCCUの游艾喆が、なんと滋賀レイクスに来てくれました。さっそく応援に行ってきます。

さらに、以前から応援している千葉ジェッツは、今季オーストラリア出身のヘッドコーチが就任! 昨シーズン救世主だったゼイビア・クックスがシドニーに帰ってしまって泣いていたら、入れ替わりにディー・ジェイ・ホグが来てくれるサプライズもありました。やったー!シドニーに足向けて寝られないよもう。

というわけで9月は、大学バスケにBリーグのプレシーズンゲームにと忙しくなる予感がします。わーーー~~~~と観戦していたら、あっという間に年を越してしまいそう。オーストラリアの勉強も、英語の勉強も頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?