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枯れ枝の見分け方

樹木の枯れ枝をそのままにしておくと、見た目の悪化病害虫の発生にも繋がります。

そのため、できれば、枯れ枝は取ってもらった方が良いです。

しかし、落葉後やたまたま葉がない場合など、判断しにくいこともあります。
そこで、本当に枝が枯れているかどうかの見分け方をお伝えします。

Point.1 枝を曲げてみる

葉がない状態で、わかりにくかったら、枝を曲げてみてください。

写真のように、生きている枝は、水分が通っているので、樹種にもよりますが、ある程度曲げても折れません

細い枯れ枝の場合は、「パキッ」と折れてしまいます。
 
 
 
 

Point.2 少し切ってみる

少し切ってみて、断面を見てください。

枯れ枝は白っぽくなっていますが、生きている枝は緑色をしています。
これは、樹木内で水分や養分が送られている証拠です。
 
 
 
 

Point.3 見た目

普段から樹木の状態を見ている人は、見た目で違和感を覚えると思います。

・生きている感じがするか
・小さい芽が茶色くなっていないか
・他の枝と違いはないか

など、見た目で気付ける部分もあります。

例えば、この写真のように葉がない状態でも、芽が生きているので、枯れてはいません

また、枝自体が緑色をしていて、見た目にも生きている感じがするかと思います。
 
 
 
 

Point.4 ノコギリを少しだけ引く

これは、太い幹が枯れているかどうか確認するときに使うことが多いです。

ノコギリで少しだけ切り目を入れると、生きている幹は、枝と同様に緑色をしています

この方法でも、確認することができます。

注意点としては、深くノコギリを引きすぎないことです。
生きている樹木の場合は、幹肌を傷付けることになるので、美観を損ねる恐れがあります。
 
 
 
 

いかがでしょうか?

庭師でも、このような方法で、枯枝かどうか判断するときもあります。

ぜひ、参考にしてみてください。
 
 
 

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