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脚立(三脚)の転倒・転落に注意!!

毎年のように、三脚で転倒・転落をしたというお話をよく聞きます。

自分で手入れをすることもある方は、慣れてくると脚立の安全確認を怠ることがあります。

今回は、私たちが行っている安全確認をお伝えしたいと思います。



脚立の大小に関わらず注意が必要

意外と小さな脚立(5尺以下)で転倒してしまったということが多いように思います。

大きい脚立だと、それなりに注意して登るようですが、小さい三脚だと、『低いから大丈夫だろう。』と思ってしまうようです。

大小に関わらず、転倒・転落すると、非常に危険です。

アスファルトやコンクリートなどの固い地面、庭の中では、石や樹木などの固く鋭利な箇所があり、大怪我に繋がります。

せっかくお庭がきれいになっても、怪我をしてしまっては、元も子もありません。

十二分に安全確認を行うようにしてください。



実際に行っている安全確認

・足場は安定しているか
・鎖はしっかり張っているか
・傾きはないか
・脚立にぐらつきはないか
・脚立の足が外れたり滑らないか
・高い脚立は幹に縛る
・上まで登る前に左右に踏ん張ってみる

私たちも思い付く限りでもこれらのことを確認しています。

それ以外にも少しでもぐらつきや不安を覚えた場合は、再度確認しましょう。

また、使用上の注意も確認しながら、安全に使用するようにしましょう。



雨降り・雨上がりに注意

最近では、軽くて丈夫なアルミの脚立を使う方が増えているかと思います。

扱いやすく、とても良いのですが、脚立が濡れていると、非常に滑りやすくなります

少しでも湿っていたり、濡れている場合は、無理に作業しようとせず、日を改めるようにしましょう。



三脚と四脚の違い

三脚は、庭の中のような起伏のある場所で、特に安定感が増すので、よく使います。
庭師が仕事で使うものの多くは、三脚かと思います。

四脚は、下が平らな場所での安定感があるため、コンクリートやアスファルト、屋内などでよく使われます。

逆に三脚を平らな場所で、四脚を起伏のある場所で使おうとすると、不安定になりやすく、転倒・転落の危険性が増します。
そのようなところでの使用は、なるべく避けるようにしてください。

常に三脚に乗る人は、「四脚に乗るのが怖い」四脚に乗る人は、「三脚に乗るのが怖い」という話もよくします。
それだけ脚立に乗る人でも、足の本数が違うだけで、危険を感じるのです。



いかがでしょうか?

上手に安全に使えば、脚立はとても便利なものです。

しかし、一歩間違えば、大怪我にも繋がる危険な道具でもあります。

安全に正しく使うように心がけてください!



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