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個性は線にあふれでる

2022年7月24日

私は絵が苦手です。

苦手でした、のほうが今はしっくりきます。絵を描くのは小中学校の授業以来で、描きたいもののイメージをちゃんと絵にできないので、苦手だと思っていました。

昨日、木村タカヒロさんの快画塾に初めて参加しました。「絵の苦手意識がなくなる」といううたい文句に、「それほんと?ほんとならぜひ体験したい」と私の好奇心がうずうずと動き出したからです。6時間のうちに何枚かの絵を描いて、私の絵に対する苦手意識はきれいにどこかへ消え去りました(笑)

いったい何が起きたのかというと、絵に対する思い込みを手放したこと。頭の中のイメージを絵にするのは、プロでも難しいことだと教わりました。だから、見たままを描けばいい。ここからスタートしました。

見たままを描く。

そうはいっても、「ちゃんと描かなきゃ」という思い込みがあるうちは、なかなか生きた線が描けません。見たままを、感じるままに描き、そこから生まれた線を自分で受け入れていく。快画塾でのいろんな仕掛けにも助けられて、1枚1枚描くごとに、見たまま、感じるままに描くことにOKを出せるようになっていったら、絵を描くことがとても楽しくなっていました。

そして不思議なことに、思い込みを手放した先に描いた線には、その人が表れるんですね。個性的になろうとしなくても、個性ってにじみ出てくるものなんだなぁ。自分や他の参加者の皆さんが描いた絵を見て思いました。

だって、線を見れば、誰が描いたかわかるくらい、その人がにじみ出てるんだもの。

絵を描く、歌を歌う。

他にも自分を表現する手段はたくさんあるけれど、自分を素直に表現したい、というのが今の私のテーマ。それができれば、きっと自分のことが好きになれる。

6時間の最後に私が描いたマリリンモンロー。この絵を見て、「あぁ、私はこの絵が好き!」と思えたよ。


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