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「叱咤激励」愛のムチ

「エッセイ書くの、本出すの!」一人浮かれて、友人達に話した時の反応は、三者三様、様々ではあったけど、なかなか冷ややか冷静でした。

「またマコの悪い癖始まった、ふざけたこと言ってるわww」

一様にそんな感じ。それはまったくそうだから、外野の意見は意に介さず、とりあえず書き切って本にするとこまで一気にやろうと決めました。

やっぱり書けなかった… それはあまりに恥ずかしくさすがに言いたくなかったから。


反対意見の中でも、ひときわ声高に叫んだのは、テレビ局に30年勤務する高校時代からの友人のんちゃん。

今は、本は買いたい人よりも書きたい人が多い時代。出版社も必死だから、私のようなド素人は「いいカモ」なんだとスゴい剣幕。

本の最後にメッセージ寄稿文をお願いしたら

「あんたのバカ話に付き合うほど暇人じゃないよ!」

と、けんもほろろに電話を切られ

原稿少し読んでもらおうと呼び出したら

「そんなのいいから契約書出しなさい!!」

ってどなられて。あんまりの迫力に浮かれ気分はどこへやら。別れた後、帰路、電車の中でとどめのLINE

「私は友達として無力感に打ちひしがれています。でもマコが笑って死ねることを心から願っています」

「わたし、やっぱりやらかしちゃったかな…」不安になってもきたけれど、もう後には引けないから、家に帰ってからすぐに、その日の顛末、詳細に原稿に書いたのが

「叱咤激励」愛のムチ

編集者さんに、友達から猛反対されて叱られて悔しいから、そのこと早速書いたら良いのが書けた(*^^)v。とお伝えしたら

「流石です✨その心意気があれば大丈夫」

褒められて、すっかりご機嫌直りました。

そんなのんちゃんだけど、出版したあかつきには、本読んでくれて、今度はベタ褒めLINE 送ってくれて、感謝感激ありがとう(^O^)/


もう一人の中学校時代からの友人美和ちゃんは、私の原稿ほとんど読んで

「こういうとこがクサいのよね〜 イヤらしいっていうかさ〜 でも、そこが良くってクセになるって言う人もいるかもね〜」

厳しいコメントたくさんくれて、とってもためになって

「それぞれ最後の3行の結論に向かって書き進めなさい」とナイスなアドバイスもくれて

ナメられたら大変と、出版社との打ち合わせに一度同席してくれて、へらへらしている私の横で、睨みをきかせ迫力満点、頼れる友達うるさい後見人がちゃんといることを編集者のお姉さんに印象付けてくれました。

そして本ができた時は出版記念パーティーしてくれて美味しい手料理ととっておきのワインふるまってくれて感謝感激ありがとう🍷


私の本のタイトルのアドバイスをしてくれたのは、高校時代からの友人リカちゃん。

「四字熟語で子育て」 「四字熟語人生道場」 「女の人生四字熟語」

浪花節みたいな、しょうもないタイトルしか頭に浮かばなかったときに「サラダ記念日」みたいに文中からタイトル見つけたらイイよってアドバイスくれて。

「今日も満員御礼」とか「いつだって千客万来」とか縁起が良いのをすすめてくれて。

できたのが「ママ、遺書かきました」確かに文中からとったけど、縁起が良くはないものね・・・

最近も、やっぱり「今日も満員御礼」にしておけば良かったのに・・・とため息混じりに不満そう。ご主人様が美味しいビザを焼いているブルーベリー農園の中にある「ところざわブルーベリーフアームカフェ」に置きたいけど、いかんせんタイトルが遺書じゃーね。

「マコは、昔から人の言うこと聞かないからね」

言うこと聞かないくせに、いっつも相談してくる私を見捨てず40年間付き合ってくれてありがとう💕


そして最後にご紹介する友人は、エッセーの最後に

「雅子さんへのラブレター」を書いてくれたジュンコさん。

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「雅子さんと出会って25年(四世紀半?)ママ友からスタートした私たち、今では姉妹? 親(悪)友? ライバル? うーむ、一番しっくりくるのは「戦友」という言葉かもしれません。

・・・・・中略・・・・・

「自分の人生楽しんだもん勝ちよ!」も雅子さんのよく言うセリフですね。棺桶に入るその日まで、どっちが最高に楽しく自分らしく輝ける人生を送れるか、

「さぁこれから競争よ、雅子さん」

元CAジュンコ

*****

素敵なラブレターありがとう(⋈◍>◡<◍)。✧♡


他にもたくさんいる大好きなキラキラしている五十路の友人たち

みんなの存在、生き様、魅力をお伝えしたかったのも、本を書こうと思った大きなきっかけの一つです。

「切磋琢磨」全然変わらないね〜

百花繚乱」女盛りはこれから

「絶体絶命」私、失敗するけど負けないから

「強行突破」案ずるより行くが易し

「自画自賛」ナルシスト万歳

「才色兼備」いつからだって才色兼備

彼女達との思い出、エピソード、愛、感謝。たくさん本文中に書きました。


このnoteを書いていて、改めてみんなの存在の大きさを実感しました。

私の出版を応援してくれたみんなに心からの感謝を送ります。

今までどうもありがとう

これからもヨロシクね(^_-)-☆


次のnoteは、執筆中の様子、楽しかったこと、苦労話を書こうと思います。



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