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発達障害の免罪符と葛藤と

産後、心理検査を受けて発達障害の診断を受けたのですが心理師さんに「心理検査の結果を見ると、望めば医師診断を付けてもらって投薬を受けることが出来るが、診断をつけない事が出来る。」と言われた事がある。

自分自身、そこで診断を付けてもらう事に少し悩んでしまった。
なぜかというと自分自身ADHDの人間に酷い目に遭わされてきていたのだ。

そして、私自身がその同類となる事への躊躇があった。彼女らはADHDを免罪符としていた。
彼女らは待ち合わせ時間に遅れようが、貸したものを無くそうが、とにかくこちらを蔑ろにした後に注意をしたら「発達障害だから仕方ない」と。

そのため一度持ち帰り一月考える事にした。
その間、投薬を受けた方のブログ等を見て一度でも飲んでみようと思い不本意ながらも診断を受ける事にした。

現在ストラテラの投薬を受けているが、世界が一変した。頭の中がとても静かで考えがちゃんとまとまる。混乱しにくくなっている。
あと何故か朝起きれるようになった。

今でも診断は受けたがあまり周囲に言わないようにしている。免罪符と思われたくもないし、彼女らと同じように他人に気を遣わせ過ぎたくもないからだ。
あまり障害アピールはしたくないけれど、実際路上で倒れることもある病人ではあるし、その事を書き散らしたい時もあることを許してほしい。

私自身問題もとても多いしむしろ駄目な人間寄りの人間だ。
先日もフォロワーさんに多大な迷惑をかけてしまった。今も誰かを不快にさせているだろう。
しかし、なるべく現実で付き合う人間にはある程度不快にならないよう付き合って行く努力はしたい。その努力をやる前に放棄して免罪符に頼る同類が、偏見を広めているのではないのか。と私は思う。

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