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遠回りしないと気付かないバカなわたし

転職活動をしているとふと感じる時がある

どうして新卒で入った会社を2年で辞めてしまったのか

当時はメンタル的にもキツかったが、辞めるタイミングで復職することも出来た。実際、復職する10日前くらいは復職を考えていた。

しかし、自分のやりたいことはこれじゃない!と思い込み8割勢いで辞めてしまった。

今考えるととても勿体無いことをしてしまった。

幸運にも自分の周りには仕事に対して意欲的で良い人が多かった。会社も業界内である程度の地位を築いていて、同業者なら必ずと言っていいほど名が知れ渡っている。

成長環境がかなり整っている会社だった。

また、紹介して頂いたエージェントさんからは「辞めない方がいい」と言われた。

しかし、自分のことを何も知らない人の言うことなんざ聞きたくねえ!と反抗期真っ只中の子供みたいに受け入れなかった。

自分を受け入れられず逃げていただけだった

どうして遠回り且つ茨の道を歩まなければ気付かないのだろう。あまりにも愚かだ。どうしようもない馬鹿だった。

ありきたりな話だが、3年は続ければよかった。

石の上にも3年とはよく言ったものだ。

これ以降私は自分自身に自信を持つことを辞めた。

自分のやりたいことは自分の経験や知識の範囲内に留まっているに過ぎない。今の仕事をやり続けることで思い掛けない出会いがあるのかもしれない。一瞬の迷いや甘い囁きによって全て失うかもしれない。自分に自信を持つのは大変危険だと感じた。

自分を信じず疑わず、ただ仮説と検証を繰り返すだけだ。

これからは自分を信用しない。
自分というキャラクターにはどんな知識や経験が必要か第三者的視点で考えることにしよう。

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