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「プログラミング学習は独学かスクールか」を選ぶ3つの判断基準【未経験エンジニア転職】

こんにちは。はるまきです。

プログラミング学習を本格的に始めようとしているほとんどの人は「プログラミング学習は独学かスクールか」という問題に直面したのではないでしょうか。当時の私もそうでした。2020年7月ごろの私は何を選んだかというと、30万円で半年間学ぶオンラインのプログラミングスクールを選びました。

ただ、いま同じ状況だとして同じ選択をするかというと疑問符がつきます。当時とはプログラミングスクールのラインナップも変わっていますし、独学の良さも知りました。というわけで、その時の外部の状況(プログラミングスクールだけでなくエンジニア採用も含めたもの)だったり、その人の状況によって選択が大きく変わる部分であり、悩ましい部分です。

また「プログラミング 独学 スクール」などで調べると、アフィリエイト記事が検索上位に出てきます。これらを鵜呑みにするのは望ましくないです。また情報が古いだろうと感じる記事も多くありましたので、個人的に発信しておきたい部分でした。

そこで今回の記事では『「プログラミング学習は独学かスクールか」を選ぶ3つの判断基準』と題して記事を書いていきたいと思います。

このnoteの記事上では実名を挙げて「このプログラミングスクールがおすすめです」などは言いません。そのプログラミングスクールを体験してもいないし、皆さんの状況がわからない中で、とてもおすすめする行為はできないからです。ただ情報をある程度持っていることは確かなので、個人的にTwitterなどでリプライやDMをいただければ情報提供はできます。お気軽にどうぞ!

いきなりですが余談

すいませんが、結論に行く前に少し語ります。

一般的にエンジニア採用をしている人に話を聞くと、「独学は情報リテラシー(情報を知ったり、その情報をまとめる力)が高く、自走してくれる」というイメージがあるようです。とはいえ「独学が正義」とは言えません。そういうことを言えば、極論かつ新卒の話になりますが、情報系の大学や専門を出た人は微妙だということになりえます。そんなこと全くありませんよね。

そういう一般論に流される、そのまま鵜呑みにするのではなく、しっかり要素を分けて考えていただきたいです。そこで今回「3つの判断基準」をご紹介しています。

結論:3つの判断基準を持つ

あまり深く考えずに「独学にしよう」「このプログラミングスクールに行こう」と考えて行動する方もいます。それはそれで行動力があって素晴らしいと思います。ただ若ければそれでもやり直しが利くので問題ないのですが、私のようなアラサーからエンジニアを目指そうという方にとっては、歩いてきた道が完全に間違っていたとなると、心が折れて挫折してしまうような致命傷になりかねません。

私は3つの判断基準を持って選んでいました。以下です。

①払える金額であるか
②掛けられる時間の長さであるか
③やる気が上がるか

どれも重要だと思っています。以下で解説していきます。

①払える金額であるか

お金の問題です。独学や無料プログラミングスクールなら無問題なのですが、有料プログラミングスクールとなるとそもそも直面するのは学費の問題です。

まず貯金から現実的に払える金額かどうかは言うまでもなく気にするべきです。アフィリエイト記事を含めたプログラミングスクールの勧誘者は「あとで回収できるので平気」とか普通に言ってきますが、今の生活を切り詰める、生活レベルを落とすとなると、一般論としてかなり厳しいですし、モチベーションも下がるのでおすすめしないです。貯金から余裕を持って支払える額かどうかを検討しましょう。

また最近出てきた後払い方式のプログラミングスクールでもこの「払える金額であるか」は気にした方がいいです。よくよく計算してみると合計80万円くらい払ったりするところもありますので、気をつけてください。

②掛けられる時間の長さであるか

お金の次は時間です。これは独学でもプログラミングスクールでも関わってきます。

独学であれば特に考えておきたいです。どのくらいの時間をかけて、どこに到達したいのかを考えた方がいいです。具体的に言えば「2年かけて新卒でIT企業に就職したい」「半年間をかけて転職したい」「3ヶ月かけてキャリアアップのために教養として学びたい」などです。

プログラミングスクールであれば、シンプルに卒業までに掛かる期間です。短いに越したことはないですが、カリキュラムがスカスカであると言うパターンがあります。未経験エンジニアだったら、半年間くらいはやってもらえるところがいいのかなと思います。

20歳前後の方なら時間はあると思いますので、長く見積もっておけばあまり深く考えなくてもいいかもしれませんが、20代後半や30歳以降の方ともなるとこの掛けられる時間の長さ問題はかなり重要です。ダラダラ学習をしないためにもこの理想や青写真は掲げておきたいところです。

③やる気が上がるか

やる気の問題もかなり重要です。

とても独学をおすすめされてトライしたとしても、続かなければ意味がないです。逆にプログラミングスクールをおすすめされてやってみても、挫折してしまうと損してしまったなと感じます。

仮に何かを大きく犠牲にしたとしても、すごくやる気が上がる独学方法を持っているのであれば、独学を選択すべきです。もしくはあるプログラミングスクールに教え方がとても上手い方や尊敬できる人がいたとして、その方に教えてもらうとやる気が超絶アップするなら、プログラミングスクールがいいです。あるいは(極論でおすすめはしませんが)お金をたくさん払った方が追い込まれてやる気が出るのであれば、有料のプログラミングスクールなどを選んだらいいと思います。

結局はその人がやる気を継続できて長いスパンで得るものが大きい手段を選ぶべきだと思っています。

以上の3つが「プログラミング学習は独学かスクールか」を選ぶ判断基準です。この3つを現実的に考えつつ独学かスクールかはたまた他の手段かを選ぶと、納得のいく確率が上がると思います。

いま私が未経験エンジニアだったらどうするか

あくまで参考程度にしてほしいのですが、いま私が未経験エンジニアだったらどうするかを書いておきます。

ズバリ言うと「無料のコミュニティに入る」です。

無料のコミュニティはプログラミング系のものです。メリットは3つあるかなと思います。

①無料である

言うまでもないですが無料なのでお金の心配がいらないです。経済的に余裕がなかったので、個人的には大きいです。

②仲間と切磋琢磨できる

何事も仲間がいることでお尻に火がつくことがありますよね。プログラミングスクールに通う理由として「学習仲間ができるから」という理由を挙げる人さえいます。無料のコミュニティでも交流はあるので、ここは大きいメリットです。

③学習ロードマップが示されている

親切なことにどんな教材をやったらいいかをコミュニティの管理者が掲載していたりします。完全独学は厳しいという私みたいな人にはとてもいいです。

またどのくらいの期間で終わらせようとか、そういう情報が出回っています。ダラダラやってしまうのが嫌という人にとっては、こういう基準があるのは嬉しいですね。

以上が「いま私が未経験エンジニアだったらどうするか」に対しての答えです。割と無料のコミュニティというのは独学とスクールの折衷案というか、いいとこ取りかなと思っています。

Twitterを見ているとこういう無料のコミュニティをいくつか見かけましたので、気になる方がいらっしゃればTwitterからご連絡ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

『「プログラミング学習は独学かスクールか」を選ぶ3つの判断基準』と題して記事を書いていきましたが、具体的には以下の3つの判断基準でした。

①払える金額であるか
②掛けられる時間の長さであるか
③やる気が上がるか

また私がいま学習を始めるとしたら「無料にコミュニティに入る」でした。

最近はいろんなスクールができていますし、その分競争も激しくなってアフィリエイト記事もたくさんあります。アフィリエイト記事はその人が本当にいいと思うスクール以外も載っていますので、あまり踊らされすぎるのは良くないです。

老婆心ですが、皆さんには自分の判断基準を持って学習方法を選んでほしいと思っています。

読んでいただき、誠にありがとうございました。

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