不登校って問題?
不登校って、問題なのかな?
「学校に行けない」「学校に行かない」ってことは、本当に問題なの?
問題ってそもそも何??
気になったから【問題】について調べてみた
goo辞書より↓
1 解答を求める問い。試験などの問い。「数学の問題を解く」「入試問題」
2 批判・論争・研究などの対象となる事柄。解決すべき事柄。課題。「そんな提案は問題にならない」「経済問題」「食糧問題」
3 困った事柄。厄介な事件。「新たな問題が起きる」
4 世間が関心をよせているもの。話題。「問題の議員」
ここで世間がいう「不登校が問題」というのは、
>3 困った事柄。厄介な事件。
ってところかな。
でも、なんで学校に行かないってだけで「困った」「厄介」になるのだろう。
ママが一人の時間がとれないから?
勉強が遅れるから?
みんなと同じことができないのは困ったこと?
誰もがやっていることをやらないのは厄介なこと?
でも、そんなことを気にして我が子が笑顔を失い、
命を絶つようなことを考えるような状況になってしまったら…?
そんなことを気にするのって、
結局は周りからどう思われるか気にしているからだと思う。
*
我が家の長女は、小1ながらにして不登校。
担任の先生との間にいろいろあったのだけど、
児童1人のクラスだったがゆえに
恐ろしいほどの体験を彼女はしたのだと推察できる。
なぜなら学校に入ってから虫歯になり、歯を2本も失ってしまったから。(過度の緊張状態が続くと唾液が出なくなり、虫歯になりやすくなるのです)
夜中に突然「鉛筆削ってなかった!」と飛び起きたり、
22時を過ぎても「宿題は絶対やっていかないと…。」と必死に机にかじりついていたり、
信じられないほど忘れ物をすることへの恐怖心が強かったり、
「また嘘つきって言われる…。」って学校で発言することを過度に恐れていたり。
そんな状況はもう見ていられないと、学校を休み始めました。
そして休み始めてから約1か月。
芋ほりがあるとの連絡を学校からもらい、長女はパパと一緒に芋ほりへ行きました。
その日は特に変わった様子も見られなかったので、「もうそろそろ大丈夫なのかな~」とも思っていました。
ところが、翌日の朝。
目覚めたと思ったら「いやだーーーー」と叫びながら必死に家から出ていこうとする娘。
なんとしてでも玄関へ行こうしており、夫と私で必死に止めるも暴れまわっていた娘。
なんとか私が抱きしめ「大丈夫だよ」「あなたはそのままで良いのよ」
「ずっとママと一緒にいて良いんだよ」と繰り返し声をかけると、次第に落ち着きを取り戻しました。
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我が家はもとから「絶対学校は行かなくちゃ!!」という方針ではありませんでした。
それは、幼稚園不登園→退園した経験もあったから。
年少、年中、年長と夫の仕事の関係で、毎年違う幼稚園へ通っていた長女。
年長で入った幼稚園は、ちょっと担任の先生との相性が良くなくて。
どんどん笑顔がなくなり表情がなくなり、それでも行ってはいたけれど、とあることで先生と話をしたところ全く話が通じなかったので「これはもうダメだ!!」と思い、母自らが幼稚園不登園を選択しました。
別にやめなくても良かったのかもしれないけれど、園長先生から退園を勧められたら、もう通い続ける意味なんて本当にないなぁーって思えちゃって。
だから、我が子は幼稚園をきちんと卒園していません。
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でも、我が子は今、毎日を笑顔で楽しそうに生き生きと過ごしています。
毎日自分で勉強するところを決めて、漢字や算数の勉強をしています。
放っておいたら2時間くらい集中して一つのことをやり遂げる力を持っています。
いろんなことに興味津々で、本を読むことも大好きだし、身体を動かすことも大好きです。
公園へ遊びに行ったら、だいたい見ず知らずの子どもに声をかけて、お友達を作って遊んでいます。
こんな子の、どこが問題なのでしょうか。
私から見たら、表情をなくし、いやいや学校へ通っている子どもたちの方が、よっぽどいろんな問題を抱えていると思います。
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まずは母である私たちが、自分を生きること。
そして、我が子には我が子の人生があり、すでに自分で人生を選択できる力を持っている存在なのだと知ること。
相手を尊重した言葉を我が子にかけること。
自分を生きる大切さを我が子に伝えること。
1人でも多くのママや子どもが、自分らしく生きることを思い出し、自分らしく毎日を過ごすようになり、笑顔で心の底から楽しめる時間が少しでも増えるよう、私は私なりに活動していきます。
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