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七夕の願い~新たな可能星を探しにいこう~

2022.7.7 Thu

今日は何の日か。。そう、七夕である。

天帝(神様)の娘である織女は、機織りが上手で働き者の女性。天帝は、同じく働き者で牛飼いの牽牛と引き合わせました。二人はひと目で恋に落ち、結婚しました。
ところが結婚すると遊んでばかりで、働かなくなるという結果に。怒った天帝は二人を天の川の両岸に引き離しましたが、織女が泣いて悲しんだため、年に1度、七夕の夜にだけ会うことを許すようになった…というあらすじです。(「【七夕とは】行事の意味や由来、七夕飾りの作り方や食べ物もご紹介!」https://www.jalan.net/news/article/541896/)

ちなみに、七夕で短冊に願いを込める文化について、

織姫が機(はた)織りの上手な働き者だったということから、手芸や裁縫の上達を願う風習につながり、星に願い事をする原型が始まったという。

そんな今日、私は何を願いたいと思うだろうか。


一年前の今日。自分は高校の先生の紹介で、ある企業の社長さんとお話する機会を頂いた。

パソコンの画面越しに映る、強面な男性がいた。

自分と同じくサッカーをしていたけれども、明らかに自分と同レベルの選手ではなかったことが容易に画面から読み取ることができた。

大きな意思も夢も覚悟もない自分は、まるで旅行にでも行くかのような気持ちで海外にサッカーをしに行きたい旨を話した。

心からの覚悟がないことは相手にもわかったのだろう。

自分に必要なものは、間違いなく決断することだった。

当時を振り返ったとき、何が一番しんどかったのかを考えると、一番は決断できなかったことだと、今になって思う。

就職活動も中途半端、サッカーを続けるのもなんとなく。やりたいこともないからとりあえずサッカーをして、それだけだと体裁が悪いから留学でもすれば、周りの人からは変な目で見られないし、むしろ尊敬されるのではないかと考えていたんだと思う。

自分がどうしたいかよりも、周りに自分を認めてもらいたい、すごいと思われたいという承認欲求が強いんだと感じる。


一年経った今、その社長の紹介でご縁をいただいた会社に就職し、勤めている。

そんな今も、やっぱり決断することには苦労している。

「決断とは、やらないことを決めること」

今の会社にはいるきっかけとなった今の社長の言葉。

電流が流れたような衝撃を受けたと同時に、この人と一緒に働けば、きっと新しい自分に出会える。根拠はないけど、肌感覚でそう感じることができた。


七夕は願いを短冊に書き、祈る日ではある。

一年前の自分に、今につながる道を繋いでくれた七夕という日。

今、改めて決意したい。

決断できる人になりたい。

人としてかっこよくありたい。

そんな可能星を探しに行く旅はまだまだこれから先も続いていく。

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