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川越のビフォーアフター 2


前回から始まった川越の研究。まだ読まれてない方は、こちらをお読みください。

今回は玄関口でもある駅周辺の変化にフォーカスを置いてみました。


1章 駅周辺の開発

川越駅は近年開発が進んでおり、車と歩行者が分離されたロータリーが完成し、また駅から直結でホテルにも行けるようにもなりました。


写真は最初の二枚は、2021年に撮影したもの。下の写真は本*から引用したもので、1974年頃の川越駅です。


一番川越の変化が顕著に表れているのではないかと思います。

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市内の観光地エリアには東武鉄道の川越駅川越市駅、JR東日本の川越駅、西武鉄道の本川越駅があります。

また直通運転をする路線を含めると、東京方面から合計7路線が乗り入れており都心からのアクセスも非常にいいんです


市役所が出した川越市観光アンケート調査内の「川越までの交通手段」という項目で電車と答えた人は、平成17 (2005)年は約42%でした。一方で、平成30(2018)年は約53%となりました。

通勤通学などの日常生活上で利用されるのはもちろん、近年では観光客等の多くの人が利用するようになりました。


その玄関口としての本川越駅および川越駅周辺をより安全に、便利にしてもらうために、平成11(1999)年から現在もなお整備しています。


具体的には本川越駅は西口を開設しよりアクセスの向上を図りました。

川越駅周辺には市、埼玉県、民間事業者が整備する地域振興拠点施設ができました。ここは駅からすぐということもあり、地域のイベントに参加しやすくなったのではないかと考えます。


他にも周辺に「クレアモール」という商店街があり、豊かな街路空間を創出するため電線の地中化舗装整備もされています。


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このように中心地市街は駅も多く、また駅から観光地まで少々距離があることから、歩いて移動する人も多いのではないかと考えます。


歩行環境の整備や円滑化させることで、来訪者も地元の人も快適な川越に変化しているのではないでしょうか。



次回は川越の代表的な観光地である、一番街の変化と市民のサポートについてお話しします。


参照;『写真アルバム 川越市の昭和』,佐々木高史,2012.12,株式会社 いき出版

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