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「絵金蔵」へ行く。【吉方位旅行2023香川・高知 その6】

2023年の吉方位旅行のお話、
今回から2日目の様子を書きます。

この日は、午前中、
高知県香南市にある、
「絵金蔵」(えきんぐら)
というところに行きました。

ここは、
江戸時代にこの地方で活動していた、
「金蔵」(通称:絵金)という
絵師の作品を集めた、
美術館というか博物館というカンジの
ところです。

10年以上前に、
テレビで特集番組を見て以来、
いつか実物を見てみたいと
思っていました。

拝観料:大人520円を支払って中へ。
(※障害者割引はありませんでしたが
障害者用の駐車場はあるみたいです。)

他に観覧者がいなかったので、
ゆっくり見てまわれました。

スタッフの方に、
まず、映像鑑賞を勧められました。
絵金の経歴についてまとめられた
ものでした。

町人から、藩の御用絵師にまで
登りつめたものの、
贋作騒動に巻き込まれて、
国を追放、その後、土佐に戻り、
町絵師として筆を振るったという
なかなかドラマチックな経歴の
持ち主とのこと。

その町絵師時代に描かれた、
芝居を題材にした屏風絵
複製ではありますが
鑑賞することができました。

下記に掲載の作品は、
撮影OK&SNSに上げてもOKの
エリアに展示されていたものです。

もうちょっとおどろおどろしい絵も
あったのですが
(血液ドバーとか幽霊とか)、
苦手な方がいらっしゃるといけないので
ここには載せないでおきますね(苦笑)。

複製でもなかなか迫力がありましたよ。

展示室を進んでいくと、
2枚だけ絵金の絵の実物を
穴から見ることができる

ブースもありました。

最後に、
収蔵作品が掲載されている本を
購入しました。

なお、絵金の屏風絵は、
地元の祭の際、
実物が見られるそうで、
それが飾られる街並みの散策を
スタッフさんに勧められたのですが、
時間が無かったので見送りました。

ともかく、間近で、
絵金の作品を見ることができたので
わざわざここまで来たかいがありました。

それから、高知駅まで電車で戻りました。

ちなみに、その電車なのですが、
「絵金蔵」の最寄りが
「あかおか」という駅なのですが、
全部JRなのかと思っていたら、
「後免駅」から「あかおか駅」までは
土佐くろしお鉄道になってるんですよ。
(列車の乗り換えはしなくてよく、
最初の車両に乗りっぱなしなのですが。)
で、土佐くろしお鉄道区間は、
障害者は半額になるそうです。
行きの時はそれを知らずに
通常の運賃を払い、
帰りは車内で車掌さんから
割引された切符を買いました。

地方に行くと、こういう
ローカルなルールがあるので
なかなか貴重な体験ができます(笑)。

次回は、昼食で食べた、
「ちょっと変わったもの」の
紹介をしたいと思います。

※来週は更新をお休みします。
次回は6/30(日)の予定です。

※昨年(2023年)の旅行記を
書いておりますので、
現在と変わっている部分が
あるかもしれませんが
ご了承下さい。


【絵金蔵のHP】


【今回の旅行記のまとめ(マガジン)はこちら↓】

【良かったら2022年の旅行記もどうぞ↓】


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