SPI(非言語)一夜漬けの素 ⑨虫食い算
例題1
次の計算が成り立つ時、xとyの数を求めよ。
虫食い算と呼ばれる問題です。出題頻度もあまり高くなく、出たとしたら難問である可能性が高いです。苦手な人はこの問題にあまり時間を使いすぎないようにしましょう。
解く場合は、次の手順で解いて下さい。
①□に記号を付ける
わからないところが全て□だと、混乱しやすいです。全部、ア~エなど適当な記号をつけましょう。
②わかるところを次々と埋める
明らかなところを全て埋めます。イ×7=?1に注目します。九九から考えると、7を掛けて一の位が1になるのは「3」だけです。よって イ=3 です。
イが3と分かると、x×3=?5を考えます。3を掛けて一の位が5になるのは「5」だけです。よって x=5
これらの数字を埋めると、
となります。このように、わかる数字があれば次々と埋めて下さい。
③場合分けして考える
これ以上埋められなくなった時は、可能性がある数字で場合分けして考えます。
ケタ数に着目して考えると、アに入る数字は限られてきます。大きな数字だと、掛けた時に4ケタになって、「ウエ1」の3ケタには合わなくなるからです。
143×7=1001 で初めて4ケタになりますので、アに入る可能性がある数字は
0,1,2,3のいずれかという事です。これら全てについて場合分けして考えます。
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