見映えのするレモン色ゆえ
日向での過ごし方を知る都度に寿命に付いた染みが確かに
その胸の左側に潜んでる三日目の月をそっと抱き寄せ
ノイズなく澄み切った空は隠しごとをさせてくれない何処にゆこうか
別れ際の雨には色がついている目を閉じたまま母が呟く
真向かいの貴方が通りすぎた風と少し過去になった私と
泥色の虹を見ている午前三時君の指先も溶けて来ている
切り札の君を残して終わる世に死に戻ったら檸檬紅茶を
1ドット 光をくれよ手のひらにちゃんと重さを感じるカタチで
羊飼い・なるにはとググる土曜日の朝は医院に行かなきゃだめだ
後悔はヴァニラアイスの柔らかさ脈のあるうちに掬ってくれよ
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