【イギリス旅行記】一期一会のお土産探しを楽しむ私のこだわり
今日も今日とてイギリス旅行記をお送りします。
荷物は最小限に。
これが自分に課したルールだった。
移動が多い中、荷物も簡単には預けられないことが分かっていたから。
初めての海外1人旅は、スーツケースではなく、大きめのリュックサックと斜めがけカバンで挑むことになった。
そのため出発前に家族にこう言い残したのだった。
「お土産は期待しないで」
小学生からお土産ガチ勢
岡山県の小学校に通っていた私の修学旅行先は広島だった。
1泊2日の中でお土産が買えるのは1日目の夕方の時間。
お土産屋さんがずらりと並ぶ宮島の表参道商店街で、皆友だちと楽しそうにおしゃべりしながらお土産を選んでいる。
そんな中、1人駆け足で商店街を縦横無尽に駆け回っていた少年が私。
修学旅行土産の定番である木刀には目もくれず、持参のメモと地図を見ながら目当ての店舗を一つずつ巡っていく。
商店街のめぼしいお土産屋さんは全てリサーチ済み。
広島のお土産といえばやはりもみじまんじゅう。
一口にもみじまんじゅうといっても、お店によって味の特徴やバリエーションは異なるため、箱買いはせずバラで少しずつ買い集めるのがこだわりだった。
せっかく行くならできる限り最高のお土産を買って家族を喜ばせたい。
今思えば変わった小学生だったが、その思いは当時も今も変わらない。
一期一会のお土産探しを楽しむ
お土産探しは難しい。
定番商品を最終日に空港で買うだけならそれほど難しくはないのだが、それはどうしても自分のこだわりが許さない。
そのため初日の1箇所目から常にお土産のことは頭の片隅に置いている。
今回は予算も持って帰れる荷物の量も限られていたため、何を買うべきか慎重に判断しなけれればならない。
しかし、イギリスのお土産はどれも魅力的で、常に僕を惑わせてくる。
ユニオンジャックだけでこんなに映えるのずるいよなあ。
これめっちゃかわいい!けどちょっと高いなあ。
お土産は誰かのためでもあるが、自分が巡った場所の軌跡を残す意味もあるため、行きたかった場所では1つずつ買っていった。
最初から飛ばして買いすぎるのは危険だと分かっているが、お土産は一期一会。
もう二度と、これ以上の物と出会えないかもしれないと思うと惜しくなる。
泣く泣く写真に収めてその場を立ち去った。
「お土産は期待しないで」
そう言ったものの、結局いつも通りたくさん買って帰ることになった。
正直こうなることは出発前から予想できていた。
渡す相手をイメージしながら買ったおかげで、お土産は想像以上に喜ばれた。
ネットで何でも買える時代だからこそ、お土産選びの難易度も上がっており、こちらの喜びもひとしおである。
これまでは置物など自分のためのお土産も多かったが、今回は少なめ。
現地で感じられたもの、得たものが多すぎて、写真だけで十分だと思えた。
心が満たされるってきっとこういうことを言うのだろう。
そしてお土産が旅の余韻を残してくれる。
ありがとう。私のこだわり。
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最後まで読んで頂きありがとうございました!
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