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不妊治療のこと。

不妊治療を始めて一年が経つ。

タイミング法を4ヶ月実践したあと、
卵管造営検査で卵管が片方詰まっていることがわかり、今年3月から体外受精に踏み切った。

思った以上に注射回数と服薬が多いこと、
その注射が痛いこと、
何より採卵の痛みがカルチャーショックだった。
12個も卵が採れたにも関わらず、受精できたのは2つだけで、凍結後に1つは状態が悪く培養終了。
残り1つを6月に胚移植したが、結果が出なかった。

長い道のりで、痛みに耐えても結果が出ないことが辛かった。

昨日、一度目の体外受精を終えて初めての生理が来た。いつもじわじわ来る痛みが急な激痛だったためか過呼吸を起こし、冷や汗が止まらなかった。
呼吸がうまくできない上、耐えられぬ痛みで死を間近に感じたほどだった。
夫がいてくれたので、薬を飲んでなんとか病院受診できたから良かった。

今日も薬を飲んでも少し痛みがマシになるだけで、身体がずんと重い。動くことが辛い。

この間「血流がすべて整う暮らし方」という本に出会った。
それを読んでいて、私はやはり自律神経を崩しやすく、血流が乱れていることを自覚した。
子どもの頃から親の言いなりで、そういう生き方しか知らなかった私は、自分の気持ちや感覚を大事にする術がなかった。
それ故に進みたい道がわからず、無理をしていても気づけず、不定愁訴が未だに多い。

不妊治療をしていて思うのは、ゴールが見えないまま耐えなくてはならないことが、こんなにも苦しいのかということだ。それと同時に、体と心は常に繋がっているということ。

自分なりに、一生懸命生きてきたつもりだけど、ずっとずっと生きづらさを感じている。
その結果がこれなのはすごく悔しい。

なんとか自分を整え、大事にすることが明るい未来と健康につながるならば、色々試してみようと思う。
楽しく生きたい。
不妊治療は、もう少し踏ん張って頑張りたい。

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