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俳句で綴る東京の日常

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#春の季語

恋シリーズ1  冬桜

恋シリーズ1  冬桜

触れもせで眺むるばかり冬桜

ふれもせでながむるばかりふゆざくら

検索結果

「冬桜(ふゆざくら)三冬

【子季語】

寒桜、緋寒桜

【解説】

冬桜は十一月頃から翌年一月頃にかけて一重の白い花をつける。寒桜は緋寒桜のことで、冬桜とは別種。九州など暖かい地方に寒中緋色の花を咲かせる。」

冬の季語

恋シリーズ5  長春花

恋シリーズ5  長春花

何人に素顔見せるや長春花

なんぴとにすがおみせるやちょうしゅんか

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「長春花(ちょうしゅんか)

春 植物

バラ科の常緑低木。花期は五月から秋ごろまでで、紅色や桃色の花をつける」

春の季語

「薔薇は夏の季語ですが、春を過ぎても長く咲くことから、江戸時代には、長春花(ちょうしゅんか)、もしくは、長春と呼ばれることが多かったようです。」

恋シリーズ4      春近し

恋シリーズ4 春近し

春近し逢ふは別れの始めかな

はるちかしあうはわかれのはじめかな

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「春近し(はるちかし)晩冬

【子季語】

春隣、春隣る、明日の春、春信、春まぢか、春を急ぐ、春遠からじ

【解説】

寒さも峠を越して、春が訪れようとする感じをいう。「春待つ」には心持ちが入るが、春近しはその季節の感じを詠む場合が多い。」

冬の季語

恋シリーズ3  白詰草

恋シリーズ3  白詰草

解けぬ謎切り札の君白詰草

とけぬなぞきりふだのきみしろつめくさ

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「苜蓿の花(うまごやしのはな) 晩春

紫うまごやし/クローバー/しろつめくさ/オランダげんげ/白詰草

【解説】

マメ科の多年草。ヨーロッパ原産。シロツメクサ、クローバーとも呼ばれる。牧草として栽培されたものが野生化した。

四つ葉のクローバーは幸運のしるし。混同されやすいが、黄色い花をつけるウマゴヤシは別種。」

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風シリーズ4  雪解風

風シリーズ4  雪解風

初恋の行方知りたき雪解風

はつこいのゆくえしりたきゆきげかぜ

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「雪解風(ゆきげかぜ)

春 地理

雪解け時にふく風」

「春になって雪が解けること。 春の日差しや春の雨も雪を解かすが、北風にかわって吹く東からの風は雪解をさらにうながす。 」

春の季語