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俳句で綴る東京の日常

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#冬の季語

恋シリーズ1  冬桜

恋シリーズ1  冬桜

触れもせで眺むるばかり冬桜

ふれもせでながむるばかりふゆざくら

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「冬桜(ふゆざくら)三冬

【子季語】

寒桜、緋寒桜

【解説】

冬桜は十一月頃から翌年一月頃にかけて一重の白い花をつける。寒桜は緋寒桜のことで、冬桜とは別種。九州など暖かい地方に寒中緋色の花を咲かせる。」

冬の季語

恋シリーズ7  月冴ゆる

恋シリーズ7  月冴ゆる

こんな夜は君の瞳の月冴ゆる

こんなよはきみのひとみのつきさゆる

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「月冴ゆる(つきさゆる)

冬 時候 天文

冴えきった大気の中で凍りついたように見える月の様子」

冬の季語

風シリーズ3  風冴ゆる

風シリーズ3  風冴ゆる

風冴ゆる寄り添う君の太き腕

かぜさゆるよりそうきみのふときうで

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「風冴ゆる

読み方:カゼサユル

大気が澄み風があざやかに透徹した感じをいう

季節 冬」

冬の季語

風シリーズ2  寒風

風シリーズ2  寒風

寒風や身も心にも突き刺さる

かんぷうやみもこころにもつきささる

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「寒風(かんぷう)

冬 天文
冬に吹く寒い風」

冬の季語

風シリーズ1 凩

風シリーズ1 凩

凩や横断歩道大股に

こがらしやおうだんほどうおおまたに

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「凩(こがらし)初冬

【子季語】

木枯

【解説】

冬の到来を告げる強い北風。乾いた木の葉を吹き落とし、木を枯らす風という意味もある。吹き飛ばされた枯葉は風の道筋を追いかけてゆく。」

冬の季語

山茶花

山茶花

山茶花の恋知り初めし涙かな

さざんかのこいしりそめしなみだかな

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「山茶は冬の季語です 山茶(つばき)とは椿ではなく、冬のはじまりに花を咲かすツバキ科の山茶花(サザンカ)。 赤やピンクの花を咲かせ、その呼び名は中国語の「山茶(さんさ)」が語源です。 この冬を象徴する山茶花の花言葉は、「ひたむきな愛」「理想の恋」「困難に打ち勝つ」。」

寒の入

寒の入

厚き胸恋しくなるや寒の入

あつきむねこいしくなるやかんのいり

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「寒の入(かんのいり)晩冬

【子季語】

寒に入る、寒固、小寒の入、寒前

【解説】

一年のうちでいちばん寒さがきびしい時期に入る日のこと。一月六日ごろにあたり、この日から立春前日(節分)までの約三十日間を寒という。」

冬の季語

日常の備忘録

冬の月

冬の月

冬の月心読まれてしまひけり

ふゆのつきこころよまれてしまいけり

心読むサーチライトや冬の月

こころよむさーちらいとやふゆのつき

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「四季を通しての月ではあるが、冬の月といえば寒さによる心理的な要因もあってか荒涼とした寂寥感が伴う。雲が吹き払らわれた空のすさまじいまでの月の光には誰しもが心をゆすられる思いがあろう。」

冬の季語

東京の日常は

つづく。

冬の蝶

冬の蝶

冒険を続ける闘志冬の蝶

ぼうけんをつづけるとうしふゆのちょう

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「春の季語である蝶が夏秋を越して冬に入っても生き残っていることがあり、見る人にある種の痛々しさ、悽愴感、あるいは健気な感じを与える。 俳人はこの趣をとらえて、「冬の蝶」という季語にした。 凍蝶というのは、物陰や落葉の折り重なったところなどにひっそりと、まるで寒さに凍えてしまったようにじっとしている蝶を言う。」

冬の季語

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冬薔薇

冬薔薇

暗号の届かぬ君や冬薔薇

あんごうのとどかぬきみやふゆそうび

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「冬の季語として俳句に詠まれる「冬薔薇(ふゆそうび)」」

東京の日常は

つづく。