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田舎の結婚式、してよかったこと。親族メインの披露宴についても。

田舎に住んでいる人が結婚式を挙げる前に知っておくと役立つかなと思うことを、私たち夫婦の経験も踏まえていくつか挙げてみました。

都会と田舎では結婚式に関する文化や習慣が異なることも多いため、特に地域性や人間関係に配慮した準備もしてみました。

1地元の風習や伝統を知っておく

田舎では、地域ごとの結婚式の風習や伝統が色濃く残っている場合があります。
例えば、私が住んでいた地域はご近所との関係が深いため、夫婦でご挨拶するしきたりがあります。
両家の親や地元の年長者に相談しておくと良いと思いますが、1番は新郎新婦がどんな付き合いをしていきたいか💭

私たちは、出立ちをしました。
昔は恒例行事だったようですが、それを現代バージョンで行いました。
新婦の実家で、新郎新婦や親族が支度をして、ご近所さんに見てもらっていながら、式場に花嫁タクシーで向かうと言うような形です。
コロナで挙式に呼べるゲストの数が限られていたこともあり、地元の友達や近所の方、遠い親戚なども家の前に来て診てもらうことができました。そこでは、花嫁せんべいを配ったり、甘酒を親族の人に協力してもらったりしながら、皆さんとご挨拶しながら見送ってもらいました。その頃は、お祭りも自粛していた頃だったので、ちょっとしたイベントと言う形で地域の方がたくさん200人位見に来てくれました。大勢の中、見送られる気分はとても嬉しくて、小さい頃から見守ってもらっていたんだなぁと感動したシーンでした。なかなかできることではありませんが、近所に挨拶をしておくと、その後の付き合いもスムーズになるのでお勧めです。

出立ちの様子


2. 招待客の厳選


田舎では「ご近所付き合い」が非常に大切にされることが多いです。結婚式に親族だけでなく、地元の友人を招待するのが一般的な場合もあります。また、招待者が遠方から来る場合は、交通手段や宿泊施設の手配にも気を配る必要があります。地元でのつながりが強い場合、招待リストの作成には注意が必要です。
私の場合、高校は吹奏楽部に所属していたので、部活仲間でも全員呼ぶ事はもちろん難しいです。私が気準にしたのは、『2人でも遊びに行ける』という点。そのくらい信頼していて今後も仲良くしたいと思う友人を招待しました。ちなみに親族は、祖父母や叔父はもちろん、私のいとこまで呼びました。披露宴が親族だけでやったので、半数は親族となりました。

3. 会場選び

田舎では結婚式の会場が限られていることがあります。大規模な式場やホテルが少ない場合は、地元の神社や町のホール、レストランなどが選ばれることも多いです。
私の地域では大きな結婚式会場はホテルも合わせて5〜6つ小規模なのが2つに加えて大きな神社が2つあります。私たちは両家ともに同じ市内で育っているので、その市内の中心部であげるようにしました。

4. 結婚式の費用

都会に比べて田舎では、結婚式にかかる費用が比較的抑えられる場合があります。私はおおよそ300万円ぐらいしました。夫婦ともに年収は平均的だと思います。また、両親からも支援があり助かりました。結婚してすぐに支給を上げたと言うこともあり、近所の人や友人たちからはご祝儀もいただいたので、式代はおよそまかなえることができました。
式場の使用料や飲食費、装飾にかかる費用が地域の相場によって異なるため、事前にホテルや神社、一般的な式場もいくつかリサーチしました。
最終的にこの式場でしようと思ったのは、やはりバージンロード歩いてここで指を上げたいと言う直感です。値段はもっと安いところもありますし、私の地域ではホテルの会場が1番安かったですが、なんとなく閉塞感があったり、担当者さんがどれだけ親身になって相談してくれるかと言う点もかなり重要でした。
また、式場で流すビデオや会場を飾る。写真撮影は親族や友人が準備を手伝ってくれたので、経費を削減できました。あらかじめ、友人や親族に結婚式で手伝ってくれそうな人がいないかなぁとリサーチや、やんわりお願いもしておくと良いのかなと思います。

5.天候と季節の考慮

田舎では自然が身近にあるため、季節や天候が結婚式の準備に大きな影響を与えることがあります。特に私がやった出立ちのように、野外での結婚式を計画している場合です。私は12月中旬に計画していたので、雪が降るか降らないか微妙な時期でした。寒さはダウンコートを着ていないといられない位の寒さです。温かい飲み物を実家から用意しておいたりあまり長い時間外で過ごさないよう30分程度で済むようにしました。実際には、ちらほらと雪が降ったので田舎ならではの風情がある結婚式になったと思います。

6.披露宴の招待客

私が結婚式をした頃は、コロナ禍でもあり、披露宴は参加できないかもしれないと言う友人が多かったです。なので披露宴は親族だけで行いました。そのおかげで出し物や盛り上がりは少々少なかったかもしれませんが、両家の親族とたわいもない話をしたり、お礼を言いに回ったりする時間を多く取ることができました。関わってきた人たちに感謝の気持ちを伝えたいと言う大きなテーマがあったので、その思いを叶えることができました。親族からもこんなに新郎新婦と話ができる。自分たちがメインになるような式は今までにないと言ってくれたので、とても楽しんでくれたと思います。これは1番良かったなぁと思います。

田舎での結婚式は、地元の伝統や身内の人たちとのつながりを大切にしながら、温かみのあるアットホームな式にできるのが大きな特徴だと思います☺️

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