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FromToデザイナーがおすすめする本を紹介

こんにちはー♪ FromToの八木です!
今回はブランディングを起点にクリエイティブ周りを担当する私八木がオススメする書籍をご紹介したいと思います。
デザインの仕事に役立っているものから人生観を決めたものまで、丸っとご紹介していきます。

はじめに

八木の読書編歴は以下の通りです。本を読むことは好きで、絵本、小説、ビジネス本まで読んできました。本で学んだことはすぐに実践がモットーで、色々と実践してきました。

・幼少期は絵本が好き(今も大好き)
・小学校時代は歴史や偉人の本にハマる(モンゴメリに感銘を受け、いつかプリンスエドワード島に行くと決意)
・中学時代にハリポッターとアレックス・シアラー著の本にハマる。
・大学時代に谷川俊太郎にハマる(自分で詩を書いちゃったりして中二病の青春をする。しかも絵も描いちゃったりする。ちなみに今も描いちゃっている)
・NHKの大河ドラマ「新撰組」にハマり、新撰組・幕末の本をたくさん読む。司馬遼太郎の影響を受け、高校3年の冬休みに初めて京都へ一人旅。
・就職後、デザインの本を買い基礎知識をつける。この辺りは学んで実践の繰り返し。デザインはロジカルであると実感する。
・ビジネス書や世の中で有名な本を順番に読む。やっとベストセラー作品も読むように。

本を読むのは幼少期から好きでしたが、あくまで興味の赴くままに読んでいました。
社会人になり、学ぶ(学ばないとついていけない)状況になり、学びの観点から本を読むことも増えました。
特にデザインの本はたくさん読んで実践しながら血肉にしてきたと思います。
それではどうぞ〜!


デザイン編


ノンデザイナーズ・デザインブックは王道の書籍です。
デザインの4大原則を分かりやすく解説しています。
1日で読み終える程度の内容でありながら、原則が分かりやすく事例も多く掲載されています。
よくない事例のデザインを見せた後に、明確な技術論に従って訂正した例が提示されおり、デザインがロジックで成り立っていることがよくわかる一冊です。

なるほどデザインは今でも定期的に読み返している本です。写真や、イラストが多く、楽しく直感的にデザインを学ぶことができます。
デザインのステップがわかりやすく、色や文字がもつ印象も解説があるので、この一冊でまるっとデザインのことが理解できる素晴らしい本です。

小話
デザインの仕事をしてきて、一番印象に残っているのは前職時代に先輩の同僚が言っていた言葉です。
「削る物がなくなった時が完成」
余白という一見脇役のような存在も含めて、全てが適した場所に適した形で存在するバランス。「魂は細部に宿る」という言葉がありますが、このような洗礼さから生まれる言葉だと思います。最後にはいつもこの言葉を考えながらデザインをしています。
ちなみに嬉しくない言葉は「センス」です笑

ブランディング編


ブランディングデザインの教科書は私にとってのバイブル本になっています。
色々な本を読んできましたが、一番腹落ちした本です。ブランディングという宙をつかむような形のないものを形のあるものにしていく工程が、図解でわかりやすく解説されています。事例もあるので、イメージもつきやすいです。
この本で一番好きな言葉は「ブランディングは約束と生き様」という言葉です。
企業は社会に対して、MVVを通して約束をします。そしてその約束を守っていくことが企業の生き様(歴史・哲学)になっていきます。
私もブランディングデザイナーとして会社の生き様をつくっていきたいと思った言葉でした。

ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいことも非常に勉強になる本です。デザインとは何か?という問いから記載されています。
デザインとは課題の解決であり、リーダーこそデザインリテラシーを高める必要があります。デザインを経営に反映していく必要性がよく理解できます。海外の大学では「経営学」の中にデザインの勉強が必須項目として入っているそうです。

小話
ブランディングという分野を学んでいますが、知れば知るほど興味ぶかく、近づいてはまた離れるような分野のような気がします。たどり着くまで様々な道があるものの、本質はシンプル。変わらない強さと変わるしなやかさが必要で、ただひたすらにやっていくしか、わからない。
ふむ。まだまだ勉強していきたいと思います。

ビジネス編

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニングは仕事でもプライベートでも本当に役立っている本です。
「紙に書き出す」というシンプルな行為を実践し始めてから2年ほどですが、思考が整理されどんどん生活に変化が訪れていると思います。

少し前まではnotionやスプレッドシートを活用し、思考の整理やスケジュールなどを立てていましたが、紙に移行し、今はアナログとデジタルを上手く組み合わせています。手書きって素晴らしいです!

左:「仕事の教科書」を参考に自分の取説を作成しています。右:ブランディングの整理もまずは書き出します。紙にバーと書き出してからスプレッドシートなどに記載。

あまりにも有名な「嫌われる勇気」は、やはり偉大ですね。私の今の価値観の形成に大きく影響を与えていると思います。
好きな言葉は「今、この瞬間に強烈なスポットライトを当てる」「踊るように生きる」です。ただでさえそう思ってきましたが(笑)、将来の不確定な未来のために今をすり減らすのはやめようと改めて思いました。
また、この本がきっかけで他者貢献により興味が湧き、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」から「豊かに生きる」ことの勉強をしています。
そしてなんといっても「他者の課題だから」と定数への時間を割かなくなり、自分や大切な人への時間に集中できました。
定期的に読み返す本です。

小話
良いと言われている本はやはり良いな〜と思います。色々な本を読むと、同じメッセージに気付くことが多く、点と点が線でつながってきます。自分なりに少しずつ実践をカスタマイズし、さらに実験していきたいと思います。

おすすめ本

青空のむこうは中学時代にハマったアレックス・シアラー著の作品の一つです。
小さな子供が亡くなる話ですが、悲しい話ではなく、今を悔いなく生きることが本書から受けたメッセージです。
もう20年くらい前に読んだ本ですが、前向きにしてくれる本で温かい気持ちと勇気が湧いてきます。

 冒険ものが好きでして。一番好きな本の冒険ものといったらエルマーのぼうけんです。コントラストの効いたイラストもとっても可愛いです。児童向けの本は表現がシンプルです。だからこそ余白があり、色々頭の中でイメージを膨らませることができます。
余白があればあるほど、読み手の考えがミックスして物語が完成します。
絵本をはじめとする児童書は余白が多いからこそ、とても面白いですよね。

終わり

以上、おすすめ本の紹介でした!
どの本も定期的に読み返すたびに新たな発見があり、面白いですね。
れからも色々本を読んでいきたいと思います♪

個人的には人生でやりたいことリストの一つに「自分の子供のために絵本を作る」があるので、つくる方にも挑戦していきたいと思います。

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