ゆるゆる記録 #1 超ゆるい筋トレを始めたら運動にハマった
by 夏風ピクニック
この記事を読んでいる方は運動が好きだろうか?
僕は正直、あまり好きではない。
体を動かすと疲れてしまい、楽しいという気持ちになれないから。
筋肉痛や息切れを避けたくて、できる限り体を動かすことを避けてきた。
そんな僕でも運動を楽しめるようになる日が来たのだ。
今回はその方法について書いていく。
n回目の運動習慣化チャレンジ
ジムに入会
昨年の秋、初めてジムに入会した。
広くて最新のマシンが揃った、本格的でお洒落な内装のジムだった。
ウキウキで入会したが、ガチ勢が多い雰囲気に馴染めず、次第に行くのが億劫になってしまった。
「また行かないと…」という気持ちはあったものの、なかなか足が向かず、体調不良もあって結局数ヵ月後にはお洒落ジムに通うのを完全に断念した。
筋トレ意欲が復活してきた今年の春、ガチ勢がいないと噂されるチョコザップに乗り換えてみた。
本当にガチ勢がいなくて居心地は良いけれど、マシンが壊れたまま放置されているのが少し気になったりする。
またしても体調不良を理由に2ヵ月ほどサボる。
ゲームを使った運動をしてみる
一昨年、何とかして運動習慣を身に付けようと、自宅でできる運動に目を向けて試してみたのがNintendo Switchのリングフィットアドベンチャーとフィットボクシング2。
リングフィットアドベンチャーは、運動の効果は感じられるものの、ストーリーモードが楽しめず、かなり疲れるため次第にやらない日が増えていった。
フィットボクシングは音楽が原曲でないことや、動きのパターンが少なく単調である点が気になった。
結果的に、どちらのゲームも飽きてしまい、続けることができなかった。
無理なく始められた発端
力尽き筋トレがすごい
今年の7月、力尽き筋トレという本に出会った。
Kindle Unlimitedだと無料で読める
この本は、筋トレのハードルを驚くほど低く設定している。
具体的には、体力(HP)の残り具合に応じてトレーニングメニューが提案されており、筋トレ、有酸素運動、ストレッチの3つのメニューに加え、筋トレに対するマインドや食事に関するアドバイスも掲載されている。
中でも特に気に入ったのが、残りのHP5%という布団の上でできるほど簡単なメニュー。
このメニューは、筋トレ初心者でも気軽に始められる内容で、運動に対するハードルを大幅に下げてくれた。
自分はトレーニングを始めるとつい張り切ってしまい、強い筋肉痛になるまでやってしまうことが多かったのだが、力尽き筋トレでは今のところそういったことが起きていない。
この本のおかげで、無理なく運動を始めることができ、筋トレをするまでの面倒臭い気持ちも和らいだ。
さらに、筋トレに対する考え方も変わった。
これまでは「やらなければならない」という義務感で取り組んでいたのだが、「少しでもいいからやってみよう」という気持ちで取り組むようになった。
ゆるプランクが楽しい
力尽き筋トレの残りのHP5%で紹介されているゆるプランクは、一般的には膝つきプランクと呼ばれるものだ。
たった1分で終わる。
このゆるプランクは、普通の腕立て伏せや腹筋(クランチ)に比べて負荷が軽く、筋肉痛になりにくかった。
何故か分からないけれど楽しいと感じる。
今までの筋トレでは、筋肉痛や疲労感が強く、「またやるのか…」と気が重くなってしまうことが多かったが、このゆるプランクでは程よい負荷を感じつつ、楽しみながら続けることができた。
筋トレはゆるくないと続かないということを実感した(自分の場合)。
そして、楽しいと「今日もやろう!」という気持ちが自然に湧いてくる。
このゆるプランクを通じて、筋トレの面白さを少しずつ感じるようになった。
体を動かすことで得られる爽快感や達成感が、少しずつ僕の中に根付いていったのだ。
ゲームを使った運動をしてみる2
ゆるプランクで筋トレの楽しさを知り、もっと体を動かしたいという気持ちが芽生えてきた。
そこで、春先に買ったままほとんどプレイしていなかったジャストダンス2024を再び手に取ることにした。
ジャストダンス2024は、音楽に合わせてダンスを楽しむゲームで、シリーズ化されている。
採点されるが基準がよく分からず、ゲーム要素はあまりない。
良いところは、フィットボクシングと違って原曲が使用されていること、難易度別になっていること。
(個人的に)悪いところは、難易度が低くてもダンスの振り付けが難しいこと、ほぼ洋楽しかないこと。
また、キャラデザがド派手なのも少々気になる。
これはダンスが得意な人の方が楽しめるゲームだと思う。
自分には難易度が高く、選曲も好みではないため、次第にプレイをする頻度が減っていった。
それでも、音楽に合わせて体を動かす楽しさを感じることができたのは大きな収穫だった。
音楽のリズムに乗れ
YouTubeがすごい
ジャストダンスでの体験を通じて、僕は音楽のリズムに乗るエクササイズが自分に合っていることに気付いた。
そこで、ジャストダンスより適した運動方法を探すために、YouTubeでエクササイズ動画を検索してみた。
その結果、見つけたのがオガトレというチャンネルだ。
このチャンネルでは、音ゲーをしながら筋トレをする動画が多数アップされている。
ここ数年のヒット曲に合わせて太鼓の達人のような音ゲーの筋トレが部位別にできるのだ。
自分が見た範囲では原曲が使用されている。
おすすめ
最初は1分ほどでギブアップしていた。
しかし、回数を重ねるごとに持続時間が徐々に伸びていった。
まだフルコンボを達成するには至っていないが、楽しみながら続けることができている。
有酸素運動も音楽に合わせて
筋トレだけでなく、有酸素運動でも音楽系のエクササイズを試してみようと思い、再びYouTubeで動画を探してみた。
そこで2つのチャンネルを見つけた。
一つ目:タビワダンス
初心者向けの難易度だと思う。
負担が少ないダンスを楽しめるので、軽く動きたいときに最適。
アニメ曲やK-POP、ヒット曲などが充実している。
自分が見た範囲では原曲が使用されている。
おすすめ
二つ目:カラダほぐしチャンネル
エアロビクスを中心とした動画が投稿されている。
難易度はタビワダンス以上、ジャストダンス未満くらい。
アイドルソングやバンド曲など、幅広いジャンルの音楽が豊富に揃っている。
原曲ではない音楽(歌ってみた?)もあるが、自分が見た範囲では気にならないレベルだった。
有酸素運動をする日は4〜10曲ほど踊っている。
おすすめ
3つのチャンネルでは数十曲の動画が用意されているが、自分はCreepy NutsのBling-Bang-Bang-Born、BTSのButterとDynamite、モーニング娘。のザ⭐︎ピースばかり選んでいる。
どの曲も普段は聴いていないのだが、運動には程よい曲調で、ヘビロテをしても飽きずにテンションが上がってくるのだ(自分の場合は)。
音楽に合わせて体を動かすことで、運動が苦痛から楽しみに変わった。
好きな音楽を聴きながら体を動かすと、時間があっという間に過ぎ、運動しているという意識が薄れていくのだ。
運動が楽しくなった3つのコツまとめ
最後に、僕が運動を楽しめるようになった3つのコツをまとめておく。
1.負荷を軽くする
強い筋肉痛にならない程度の軽い負荷で始めると、トレーニング中もその後も辛くならず、続けやすくなる。
無理なく始めることが重要だと思う。
2.なるべく毎日取り組む
運動を始めたばかりの時期は、毎日少しでもトレーニングを行うことで習慣化しやすくなると感じている。
続けること自体が難しいため、負担にならない範囲で頻度を保つことが大切だと考えている。
超回復のために休息日を設けると、そのままズルズルと何日も休んでしまう人(自分)は特に毎日取り組んだ方がいい。
力尽き筋トレの残りのHP5%の存在を忘れずに。
3.好きな音楽のリズムに乗る
音楽はモチベーションを高める強力なツールだ。
好きな音楽に合わせて体を動かすと、運動が楽しいと感じられる。
音ゲーやダンス系エクササイズは特におすすめ。
終わりに
運動を楽しむことができるようになると、体を動かすことが日常の一部となり、自然と健康的な生活が送れるようになる。
これからも、自分に合った方法で運動を続けていきたいと思う。
もし、運動が苦手な方がいたら、これらの方法を試してみてほしい。
楽しく続けられる運動が見つかるかもしれない。
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