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「お手当て」という文化

てるみんと整体
〜からださんありがとう〜
 
整体は、身体に必要な急所を捉えて元気に導く体の調整です。
病気を観るのではなく、こころ、暮らし、生活習慣とつながっている
「からだ」を観ます。

日本人には昔から「お手当て」という文化があり
おかしいなと感じたら、ほぼ無意識に手を当てて
気を集めることを大切にしてきました。
人間が持つ本能です。
異常個所に注意を集めることにより回復力を高めようとしています。
 
手を当てるのも、自分の手より自分以外の手の方が心地よいようです。
あなたは、
誰の手で触れてほしいでしょうか。
誰の手を 思い出しているでしょうか。
大好きな、あたたかな手でしょうか。
 
私たちの祖先は
氣によって、氣を感じ、氣で動く」目にみえない氣と共に、いのちのみちを歩いてきました。

「整体」を学んでいる時、
「お手当」する時、調和の中で生きる暮らしを、私自身の「からだ」が思い出す感じがします。

 
さまざまな整体がありますが、今、私が学んでいる整体は、野口晴哉先生がつくられた整体の流れをくみ、野口先生のもとで学ばれた二宮進先生がまとめられた「二宮整体」です。
「気」の力を使って、その人自身の自然治癒力を高めます。
 
 4月に初めて出店した性海寺での「お寺でマルシェ」は、屋外だったので、椅子に座っていただいて頭や肩、腕などからアプローチする自律神経を整えるお手当(輸氣)をさせていただこうと準備していきました。
が、雨。
それでも、テントを張って体裁を整えてみましたが、心の中では
「お客さんが来ちゃったらどうしよう〜〜〜〜」
やってみたい気持ちと、自信のなさから不安な気持ちと混ぜこぜ。

その日は、ステージで三線とギターでの弾き語りもエントリーしていたので、テントの中で、整体ではなく弾き語りのリハーサルをしていたら、通りがかりの方が足をとめて聴いていたり、「ありがとう」と声をかけてくれました。
整体でもこんなふうに、私自身から自然にしみでるようにできるようになりたいなと思いました。

その後6月に、整体の先生と仲間たちと一緒にマルシェ「垂水タノシミカル」に出店して、初めて、お金をいただいて整体をしました。
忘れられない日です。
できることはまだ少ないけれど、それでも何かしら
アプローチしたいと私の体が動いたこと、
アプローチできることがあること、体の変化を感じることができたことは、大きな喜びと自信になりました。
整体することが大好きだと思いました。

知識を得たことを実践して経験を積みながら、学びを深めていきたいと思っています。
今は、モニターで整体をさせていただいています。

整体をさせてくださる方がいましたらお願いします。
お手当て」という文化。「からだ」に触れさせていただくことに感謝して、学ばせてください。


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