どうしたら「やる気」が出ると思う？
待遇面の満足度と
社員の士気の相関は
それほど高くない。
調査対象は上場企業約2,400社。
相関係数は0.3。
だったら、
「それほど高くない」と言うより、
「ほぼ、無関係」です。
もちろん、
これは営利追求を社是とされた民間企業についてであり、
そのまま学校に適用するわけにはいかないでしょう。
ですが、
待遇を良くすればやる気が出るか？
と問われれば、
確かに、
「そんな単純なことじゃないよな」
と考えるのが普通です。
また、
学校のブラックな側面を
そのまま「待遇」と直結するのは
乱暴な気がします。
とは言え、
「定時に帰れれば、やる気が出る」
ってことは、ないと思います。
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私は定時に帰ります。
それを10年続けてきました。
そうすることで、
失うものもありました。
ですが、
手に入れた収穫は
信じられないほど大きかった。
そして、
必要性と緊急性に照らして妥当だと思えば、
いくらでも職員室に残ります。
私にとっての仕事とは、
誰かの役に立つことであり、
残っても誰の役にも立たなければ、
それは仕事ではないのです。
待遇面の満足度と
私のやる気は
「ほぼ無関係」です。
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･･･さて、
「じゃあ、社員の士気と相関が高い要素って何？」
と聞きたくなりますよね。
企業にとって外してはいけないポイントが２つある。
「風通しの良さ」と「人事評価の適性感」だ。
これが答えです。
心理的な安全性が保証され、
自由闊達な意見交換が行われ、
すべての構成員が必要な情報にアクセスでき、
同僚が相互に強みを理解し、
その強みが発揮できる場所に配置され、
最上位目標の実現に向けて自己裁量が発揮される世界。
そんな職場で働けたら、最高ですよね。
現役高校教師
オン＆オフラインセミナー講師
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心理学修士（学校心理学）
NPO法人日本交渉協会認定「交渉アナリスト」1級
https://nego.jp/interview/karasawa/
一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了
思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです！