あなたがつくられた時期は #センセイを捨ててみる。
10代の過ごし方は、人生を左右する。
もう少し広げると、20代までの生き方が、人生を決定づける。
どの国でも階級社会的な側面はあると思います。ただ、それが表向きに取りざたされていない日本は、諸外国に比べれば努力次第である程度のラインまで到達できる国と言えるでしょう。どの領域においても、そこで課せられた試験にパスすれば、それなりの道は開けます。
しかし、その機会が長い人生の中でバランスよく配置されているかと言えば、そうでもありません。
「親ガチャ」という言い方は好きにはなれませんが、確かにペアレントクラシーは存在します。親の経済力と「未来を捉える視線」が、自身の子どもを望ましい方向へと導く。いったん「ある世界(という名のグレード)」に入ったら、次に見える世界は自動的に決まってくる。「紐づけ」はしっかりなされていて、「入れ替え」も簡単には起こりません。
その意味において、日本は「挽回可能性の低い社会」です。ならば、幼児教育とまではいかなくても、できるだけ早い段階で一定レベルに到達しておこうという意識が働くのは当然でしょう。
そして世間でも学校でも、「10代20代の大切さ」を訴える人たちが絶えることはありません。
ところで、香山さんが先のように話すのは、「高校卒業までに考えたことが土台になって」いたからだそうです。
記事によると、香山さんの経歴は以下のように続いていきました。
以前は精神科医としてTV画面で見ない日はなかった香山さんは今、北海道で地域医療に励んでいるそうです。
記事の趣旨は、「14歳の君へ」というタイトルがつけられていたことからもわかるように、中学生へのエールです。
香山さんは、彼女なりに辛くて挫折感に満ちた10代を過ごしてきた。だからこそ、人生を受け入れて充実した日々を送っている60代の今、「いろんなことがあるけれど、大丈夫。心配しなくていい。」という言葉をかけることができているんだと思います。
そのうえで、私は冒頭の香山さんの言葉の重みを感じます。
✔若い頃の努力と好奇心は人生を形作る
✔でも、人生は挽回可能なものであってほしい
✔私は高校教師として、生徒の最も大切な時間を共有している
香山さんの言葉を否定したい、でも否定できない。
同時に、
私の役割を果たさなければという思いが。
〇NPO法人共育の杜メルマガ
【教師のキャリアは俯瞰力が9割】(毎週水曜配信)
1,000人以上の方が読んでいます。登録はこちら。
〇個人メルマガ
【X days left:退職まで、残りX日】(毎日配信)
100人以上の方が読んでいます。登録はこちら。
〇現役高校教師
〇心理学修士(学校心理学)
〇オン&オフラインセミナー講師
〇一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了
〇NPO法人日本交渉協会認定「交渉アナリスト」1級
https://nego.jp/interview/karasawa/
〇協会ページ
https://t-c-m.my.canva.site/
〇ブログサイト
https://sensei.click/
〇ポッドキャスト(Spotify)
https://open.spotify.com/show/2pCy8yUiGRk3jKoVJo72VF
〇note
https://note.com/harukara1968
〇FBコミュニティ
https://www.facebook.com/groups/unlearnteachers
〇udemy
https://www.udemy.com/course/kqfpehod/
思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!