「月額4,000円」のサブスク

新聞の購読をやめることにしました。
家に新聞が届かなくなるのは、生まれて初めてです。

実家では、
地方紙と全国紙の2紙を購読していました。

教員になってからも結婚してからも、
1紙ですが、購読を続けていました。

5月1日から、
うちには新聞が配達されなくなります。

その日を境に、
新聞購読料が値上げされます。

うちは朝日新聞でしたが、
3,500円→4,000円になります。


ここで新聞購読の意義について論じるのは置いといて、
あなたに質問です。

1日限りの情報を得るために、
月額4,000円のサブスクに契約しますか?

私は現在、
いくつかのサブスクと契約していますが、
どれも

・比較的長期にわたる価値を持つ情報やサービスで
・現在の仕事だけでなく、汎用性の高いもの

です。

私は今まで国語科の教員として、
新聞にはかなりお世話になってきました。

手っ取り早く、
旬のネタを生徒に提供できる。

この理由一択です。

ですが、
時代は大きく、
すさまじいスピードで動いています。

朝日新聞の場合、
PCなどで読めるデジタル版は

・紙の新聞購読をしていれば、+500円で
・デジタル版のみであれば1,980円で購読可能とのこと。
(2023年4月23日時点)

今は、
紙→デジタルの移行期にあたります。

確かに
少数のニーズを切り捨てられないのも、
理解できます。

もし
紙の新聞がなくなれば、
特定の世代やニーズに応えることは
難しくなるでしょう。

でも、
時代の変化とともに、
人の動きも変わっていくものです。

スピードと環境への配慮を前提とした現代において
紙の媒体、特に鮮度がその日限りの新聞は、
圧倒的に不利な立場に立たされます。

一方で、
媒体としての書籍は、
なくならないでしょう。

ただし、
電子書籍が圧倒するのは、避けられません。

では、
紙媒体としての新聞は?

あなたが
「月額4,000円の一過性情報」を使い続ける理由は?

この問いへの回答はただ一つです。

「月々4,000円あったら、何に投資しますか?」

こう質問されたとき、あなたがどう答えるのか。
それですべてが決まります。

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朝、新聞に目を通しながら、コーヒーを飲む。
ずっと続けてきた習慣。
ささやかですが、大切な時間です。

ただ、私は惰性から離れることにしました。
あなた固有の納得解を見つけてください。

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追記

においや手触りのある、形あるものが
個人と社会を接続する役割を担い、
毎朝、自宅に届けられる。

これ以上の権威と品格を備えた存在が他にあるでしょうか?

多様なステークホルダーとの調整は無論、
これらの「権威と品格」を超えた先にあるものを
新聞社は追い求めることを余儀なくされるでしょう。

世知辛い世の中になったと言えばそれまでですが、
知の巨人が大きく生まれ変わる時でもあります。


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心理学修士(学校心理学)

NPO法人日本交渉協会認定「交渉アナリスト」1級
https://nego.jp/interview/karasawa/

一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了


思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!