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それはずっと変わっていなかったはず #センセイを捨ててみる。

教員の欠員 慢性化

病休や産休で発生

長時間労働で志望者減

主旨を箇条書きで。

・県内の公立小中学校で教員の欠員が慢性化
・年度当初の欠員12名が11/1時点で51人に増加
・県市教委は人材の掘り起こしに懸命

2023.11.25(土)新潟日報

欠員51名の内訳は、
県教委所管分が41名
新潟市教委所管分が10名

校種別では、
小学校で41人
中学校で10名

2022年度の県内公立学校(高校、特支学校含む)で1か月以上の病休や休職をした教職員数は456人。その6割がうつ病などの精神疾患。

同紙

多忙に加え、子どもや他の教員との関係など原因は複雑だ。

同紙 県教委福利課

2023年度実施の小学校教員採用試験の出願倍率
・県は1.9倍
・新潟市は1.8倍
・講師候補も不足

同紙

以前は講師をしながら勉強し、翌年の採用試験で正規採用を目指していたが、今はすぐに正規採用されるケースも増えている。人員不足は深刻だ。

同紙 県教委義務教育課長

新潟市教委の対策
・本年度初めて「ペーパー・ティーチャー」対象の研修会を実施
・教員の魅力や講師の勤務条件などを説明し、講師登録を呼びかけ

同紙

何とか乗り切っている。一人も倒れられない。
国が人員を増やして働き方を変えない限り、なり手は増えない。

公立小 教務主任 50代男性教諭

その仕事ぶりを知っている立場から言わせてもらえるなら、教務主任と学級担任の兼務は、通常不可能です。できる人もいるでしょうが、スーパーマンです。早晩しわ寄せがきます。

人材の掘り起こしという発想は、転倒しています。
眠れる獅子は、起きない。自ら「起きない」ことを選んでいるんです。

私は大型自動車や自動二輪免許を持っていますが、トラックやバイクを目の前に用意されて「自由に乗っていいですよ」と言われても、乗りません。もう乗れないからです。

時期には、旬がある。
個人の人生には、タイミングがある。

そして教師は、誰もができる仕事でなければならない。
「生徒に伴走しよう」という意志さえあれば。

人員の増加
仕事の精選
勤務時間内に終えられる分量の仕事
勤務時間内に仕事を終えようとする意識
頼り頼られる人間関係
教師自身のキャリア展望

何より、
未来を創る人たちに伴走しているという感覚。

システムと大いなる意思を融合させることで、学校は生まれ変わると信じています。


負の側面が目立つが、子どもの成長を見られる魅力ある仕事だと世の中に知ってほしい。

前出の教務主任

私もそう思う。

でも、誰もが知っていたはずです。
教職が本来、「子どもの成長を見られる魅力的な仕事」であることを。

それは、ずっと変わっていなかったはずです。


現役高校教師
 
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オン&オフラインセミナー講師
 
心理学修士(学校心理学)
 
NPO法人日本交渉協会認定「交渉アナリスト」1級
https://nego.jp/interview/karasawa/
 
一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了
 





思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!