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樹ism tatsu-rhythm

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内田樹の考え方が好きです。文体も大好きです。 なので、マガジンを作ってみました。 いつか内田さんと話してみたい。
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#教師

教育改革の成否はこれにかかっている #樹ism

教育とは、次世代の可能性を最大限に伸ばすこと。 誰もが口をそろえてそう言います。異論はありません。 ただ、「次世代」に焦点が当たりすぎていて、「彼らに働きかける主体」に対して、つまり教師に対してどのように働きかけていくか、という観点が抜け落ちてしまっている。 内田さんは、そこにスポットを当てています。 内田さん曰く、 「教育改革とは、”故障した自動車を運転しながら同時に故障箇所を直す、というアクロバットを現場の教員たちが行うこと”」 です。 現状の教育のあり方に懐疑

人生を、攻める。 #樹ism

教員をしていると、「自分の想像を超えて自由に生きている人」に出会う機会がないです。 なので、対策を立てないと。 ひとつは、本を読むこと。 量も大切ですが、気づきをメモに取り、アイディアの源泉として蓄積しておくことが大事ですよね。 もうひとつは、アウトプットすること。 気づきメモを抽象化したり、他分野に転用したり、自分の仕事と関連づけたり。 これがさらにたまっていくと、体系化のチャンスが巡ってきます。 本を書けたりとかできるようになります。 「対策」を続けていると、気持

ブレるのは、大人の証。 #樹ism

「センセ、ブレてちゃいけないっすねぇ~。」 以前勤めていた学校の同僚に言われた言葉です。 ブログでも書いたことがあるんですが、言われた当時の私は的を射た指摘に「だよね」と思いつつも、「ブレるの仕方ないよね。にんげんだもの。」と内心つぶやいたものです。 ブレない大人になりたい。 若い頃は、ずっとそう思っていました。 自信をもって自説を展開したり生徒に向き合っている同僚を見て、正直に「羨ましい」と思いました。「オレはムリだな」。 同時に、どうしてあそこまで自信満々でいら

教師の仕事の9割は「それ」 #樹ism

「トム・ソーヤーのペンキ塗り戦略」は、ご存じ? 知ってる前提で書きますね。 子どもが間近に見ている大人は、親と教師。 だったら私たち教師は、「大人を満喫している姿」を体現しないといけません。 生徒に笑顔で語りかけ、 彼らの話に耳を傾け、 自身が打ち込んでいるテーマについて熱く語る。 あなたの仕事の9割は「それ」です。 現役高校教師 協会ページ https://t-c-m.my.canva.site/ ブログサイト https://sensei.click/