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はるから日誌_10 駆け抜けた秋

こんにちは。はるから書店店主です。
この週末は下北沢・Bookshop Travellerで一日店主をしてきました。秋はたまに棚の補充をするくらいしか来ることが出来なかったので久しぶり。ここに居ると落ち着きます。

7月に一週間「食の本フェア」を開催したあと一ヶ月ほど本屋活動をお休みし(ありがたいことにその間も棚は動いていたけれど)、9月からはイベントへの出店を重ねました。まさに駆け抜けた秋!

  • 9/3 Readin' Writin' BOOK STORE お座敷古本市

  • 10/9 千石ブックメルカード

  • 11/12 戸越八幡神社一箱古本市

  • 11/26 府中 LIGHT UP ROBBY あさのマルシェ

  • 11/27 西小山 東京浴場 銭湯古本市

本当はもう一つ10月に出店したいイベントがあったのですが、まさかの申込み忘れ。to doリストは頭に入れておくだけではだめなのねと今さら気が付きました。

戸越八幡神社一箱古本市の名札。神社の社のような形でかわいい!主催者の方が用意してくださいました。どのイベントも、そういう事の一つ一つが温かくて嬉しかったです。

7月に府中で2つ目のはるから書店の棚を借りてから、あまり手持ち無沙汰な在庫を抱えていなかったので、イベント出店に向けて新たに本を選ぶのも楽しい作業となりました。

「心をマッサージするような一冊お届けします」という看板を掲げていることもあって、「何か癒されるような小説(本)ありますか?」と声をかけられることは多々。そのたびに、その方は普段どんな生活をされているのかなと想像しながらお答えするのですが、「あ、あの本持ってくれば良かった」とか「もうちょっと男性作家の本も増やせば良かった」「お子さんと一緒に読める本もあれば良かった」などと気が付くことも多くありました。

本屋に足を止めてくれる人を目の前にすることで、はるから書店のお客さん像がリアルに浮かび上がってくるのはとても良い経験でした。

複数のイベントに出店してみて、ディスプレイの方法や声のかけ方、値段、ラインナップ、周りの出店者さん達の工夫を見て学びながらトライアンドエラーの繰り返し。動きながら考える、ということの大切さも改めて実感しました。駆け抜けた秋は、まさに大収穫の秋だったと思います。

いろいろと挑戦の多かった一年をゆっくりと閉じ、来年は新しい展開に向けて走り出します。そのお話は、また今度。

出店時の荷物の運び方も、だいぶ定番化してきました。ガラガラ引っ張るやつと、キャスキッドソンのバッグ。


【イベント出店の記録】

そのほか、はるから書店のInstagramに載せています!→ @harukara_reading

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