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ウドの金山寺味噌きんぴら<2020年3月のレシピ>

3月下旬にも関わらず、まさかの積雪。
銀世界に咲く満開の桜を見てみたかったものですが、旦那からはお散歩もNGと言われ、おとなしくレシピを書いております。

ということで、引き続き、今年の3月のレッスンでご紹介したレシピです。
前回ご紹介したレシピはこちら。

四季のある日本は、春夏秋冬どの季節も旬のものは美味しいですよね。
しかし、とりわけ春の食材には心が躍ってしまうから不思議です。

いつでもどこでも食材が手に入る時代になっても、長い冬を乗り越えて暖かな春を迎えた時の喜びはDNDに刻み込まれているのかなあ。

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前回はふきのとうのレシピでしたが、今回はウドのレシピ。
ウドは部位ごとに調理を分けるのが一般的ですが、丸ごと炒めても美味しいのです。シャキッと感が残る程度に切るのがポイントです。

本来「きんぴら」とは細切りにして炒めたものを表しますが、ご愛嬌。
色々試した結果、この切り方が食感が残って一番美味しかったのです。

ウドの金山寺味噌きんぴら

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【材料】(2人分)
ウド:1/3本
(A)金山寺味噌:大さじ1
(A)みりん:小さじ2
オリーブオイル:大さじ1/2
塩:1つまみ
粉山椒:適宜

【作り方】
①ウドは水洗いし、根元の黒ずんでいる部分や泥がついている部分を取り除く。穂先は切り落とし、食べやすい大きさに切る。茎は縦半分に切り、3mm幅の斜め薄切りにする。水にさらす。
②金山寺味噌は荒く刻み、みりんと混ぜておく(A)。
③フライパンにオリーブオイルを敷いて中火にかけ、水気を切った①のウドを炒める。2〜3分ほど炒めて全体に油が回ったら、塩をまぶし、(A)を回しかけ、水気が少なくなるまで炒める。
④器に盛り、お好みで粉山椒をふりかける。

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レッスンでは、紀土 純米大吟醸と合わせました。
フルーティーな紀土とウドって、すごく合う…!!

ちなみに、オススメの金山寺味噌は、和歌山県御坊市にある堀河屋野村さんの「徑山寺味噌」。昔から伝わる伝統的な製法で手作りされています。
野菜を発酵させた香りって、どこかフルーティーな香りです。

金山寺味噌で作るきんぴらは、とても優しい味わい。醤油とみりんで味付けるよりも、紀土のような軽やかでフルーティーで甘みのある日本酒に寄り添ってくれます。

この季節に是非お試しくださいませ!!

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