【作り置きおつまみ#18】冷製ラタトゥイユ(2020年6月のレシピ)
4月、5月は料理教室をお休みさせていただいておりましたが、6月から無事に再開することができました。
2ヶ月ぶりのレッスンでは、キッチンのかってを忘れてドタバタ。
なんだか無駄な動きが多かった気がします…。笑
しかし、久しぶりに生徒様たちにお会いできて嬉しかったです。
ステイホーム期間、レッスンで習ったレシピを作って楽しんでいただいていたというお声もいただき、これまた本当に嬉しかった。今回は止むを得ず間が空いてしまいましたが、やはり今後ずっと続けていきたいなと思います。
さて、今回は6月レッスンでご紹介したレシピなのですが、5日以上保存がきくので、作り置きおつまみマガジンの仲間に入れてしまいました。
とことん『仙禽 かぶとむし』に合うように作った、あっさり仕上げのラタトゥイユ。最後にりんご酢で仕上げるのがポイントです。
冷製ラタトゥイユ
【材料】(作りやすい分量)
ズッキーニ…1本
パプリカ…1/2個
玉ねぎ…1/2個
なす…1本
グリーンオリーブ…10個
ミニトマト…8個
オリーブオイル…大さじ2
塩…2つまみ
(A)白ワイン…大さじ2
(A)トマトジュース…100ml
(A)塩麹…大さじ1と1/2
(A)ローズマリーやタイムなどのハーブ…あれば適量
(A)赤唐辛子…1/2本
りんご酢…小さじ2
バジル…適量
【作り方】
①ズッキーニは2cm幅の半月切りに、パプリカは縦4等分に切ったら斜め半分に切る。玉ねぎは4等分のくし切りにしたら、それぞれ更に半分に切る。なすはピーラーで縞模様に皮を剥いたら、大きめの乱切りにする。ミニトマトはヘタを取る。
②フライパンを強めの中火にかけ、オリーブオイルを敷き、ミニトマト以外の①の野菜を並べて塩をふり、あまり動かさずに炒める(時々木べらで返す程度)。野菜がしんなりしてきたら、ミニトマトを加えてざっと炒め、(A)とグリーンオリーブを加える。火を弱め、蓋をして7分煮る。
③蓋を外して1〜2分水分を飛ばしたら、りんご酢を回しかける。火からおろし、保存容器やバットに移す。冷めたら冷蔵庫に移してしっかりと冷やす。
④器に盛り、バジルを散らす。
【ポイント】
・りんご酢を加えることで味が引き締まります。減塩効果もあり。
・冷蔵庫で5日程度保存可能です。
『仙禽 かぶとむし』は、柑橘や青リンゴ、ライチなどのフルーツを思わせる香りと甘酸っぱさがあり、低アルコールで飲みやすいのに味わい深さもあり、非常に良く仕上がった夏酒だと思います。
毎年楽しみにしているのですが、今年は例年以上の傑作に感じました。
お酒のりんご酸に合わせて、りんご酢を使って接点を作りました。
お酢といえば、私は米酢を使うことが多いのですが、このようなキュンとした日本酒には、りんご酢や白ワインビネガーなどの果実酢の方が調和すると思います。(逆に、米の旨み系の日本酒には米酢を使います。)
トマトの酸味を合わせたかったのですが、ホールトマト缶だとかぶとむしに対して味が重たくなりすぎるので、あえてトマトジュースを使用。野菜はゴロゴロ大きめに切り、あまり長時間煮込まず、味と食感が残るようにしました。
フルーティーな香りとグリーンオリーブは相性抜群。
そして、実はバジルがかなり良い仕事をしていて、バジルを一緒に食べるほうが、圧倒的にかぶとむしに合いますね。
夏野菜はこれからが本番ですので、是非作ってみてくださいね。
作り置きすれば、毎食お野菜がたっぷりとれますよ。