見出し画像

【イベントレポート】 SmartCities Kick-off Event!

こんにちは!Plug and Play Japan, Marketing担当のHarukaです。

先日、2020年7月21日の大阪拠点及びSmartCities(スマートシティ)プログラムの立ち上げ発表を経て(プレスリリースはこちら)、2020年10月8日にキックオフイベントを実施しました。登壇者を中心に会場招待制のオフラインと、オンライン配信の融合によるハイブリッド形式により300名以上の方にご参加いただきました。ご来場、ご視聴いただきました皆様、ありがとうございました!本記事ではイベントの内容を振り返りお届けします。

画像1

Plug and Play Osaka Kickoff in a nutshell: 一言でいうと「関西イノベーションエコシステム発展への期待」

大阪SmartCitiesプログラムのビジョンは「産官学連携の元、スタートアップと大企業によるイノベーションを促進し、Well-beingなスマートシティを実現する」であり、ビジョンを体現すべく幅広いセクターにおける有識者の皆様にプログラム・拠点立ち上げにおける期待を寄せるお祝い、応援のコメントや、イノベーション共創施策について発表いただきました。

▼ 公民の連携に対する期待

”社会的な課題をビジネスマーケットに” ー 大阪府 CIO 兼 スマートシティ戦略部長 坪田 様”

画像2

現在、大阪府では、『公民共同エコシステム』の構築に向けて、社会的な課題をビジネスマーケットとして活用機会を模索できるよう、行政のオープンデータ化等に注力。現在300社以上が加盟している「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」の活動においても、Plug and Play Japanとの連携強化による、各テーマ毎に設立した社会課題解決に向けたワーキンググループへのアプローチへの期待についてお話いただきました。

”関西をイノベーティブな空間に” ー 経済産業省 近畿経済産業局長 米村様

画像3

関西をイノベーション創出の一大拠点へ押し上げるべく、関西のベンチャー企業を見える化する取り組み「関西ベンチャーサポーターズ会議」などについてご紹介。京阪神が一丸となって世界に打って出る、シリコンバレーのようなベンチャー拠点を創出するというビジョンについてお話いただきました。

▼ 大企業パートナーによるプログラム参画の意気込み

画像4

Partner Pitch Sessionでは、スマートシティプログラムに参画いただく6社の大企業パートナー様より、これからのスタートアップとの協業によるオープンイノベーション活動に対する意気込みについてお話いただきました。

画像5

<Partner Pitchより意気込みコメント>
(※写真: 左より以下、登壇企業順に掲載 ※登壇内容より一部要約/抜粋)

ダイキン工業株式会社
『環境エネルギー分野でのイノベーションや世界的な空気質ニーズに留まらず、貪欲に社会ニーズを探索し続ける。スタートアップ企業とともに社会課題への取り組みを加速していく』
近鉄グループホールディングス株式会社
『スマートシティは当社の事業戦略上、避けては通れないもの。Well-beingな社会の実現に向けて、様々なことが出来ると期待』
株式会社りそな銀行
『ビジネス・金融・人材にかかるHUB機能という役割を果たし、ビジネス創造拠点としてのまちづくりに注力』
株式会社大林組
『サイバーとフィジカルを繋ぎ、新しい体験価値の提供、持続可能な社会の実現を目指す』
株式会社電通
『我々の保有するテクノロジー、リソース、データ、クリエイティビティを掛け合わせて、N対Nのお付き合いができるものと期待』
株式会社竹中工務店
『スタートアップのスピード感を活用し、"未来のまち"という夢を実現するための"仲間"をPlug and Playを介して発掘していく』

▼ スタートアップのための新しいプラットフォームを
(一般社団法人ナレッジキャピタル)

画像6

2020年7月21日に連携協定を締結しました、一般社団法人ナレッジキャピタル様より、感性と技術を融合させ新しい価値をつくる「知的創造・交流の場」として様々なセクターを結びつける活動について、連携先の拡充や、会員企業との取り組み実績や、スタートアップ人材、イノベーション人材のため学びの場"SpringX"におけるスタートアップの育成に有益な学習コンテンツについてご紹介いただきました。

▼ スマートシティに関連するスタートアップ企業

Startup pitch sessionでは、スマートシティに関連する4社をご紹介、事業紹介ピッチをいただきました。

画像7

画像8

ADAPT / City Transformer / ACALL株式会社 / フツパー株式会社
(写真: 左上から時計回りに掲載)
ADAPT
スマートシティ向けアプリケーションを開発するためのモビリティ・データプラットフォームを提供(サンフランシスコ/米国)
City Transformer
都市空間における新しいカタチのパーソナルモビリティを開発(テルアビブ/イスラエル)
フツパー株式会社
「はやい・やすい・巧い」エッジAIを提供(大阪/日本)
ACALL株式会社
安心、安全、快適なワークスタイルを目指し、WorkstyleOSを開発・提供(神戸/日本)

▼ Senpai Pitch: Plug and Playの活用方法(電源開発株式会社(J-POWER))

次のセッションでは「Senpai Pitch」と題して、大企業パートナーを代表して、電源開発株式会社(J-POWER)遠藤様より、Plug and Playの活用方法についてお話いただきました。

画像9

『J-POWERでは、既存事業の拡張や課題解決にはPlug and Playのネットワークを活用し、広く全社員向けに活動を浸透させるのではなく、まずは感度の高い社員(特に戦略部門など)に対し探索の成果を共有しつつスタートアップとのコミュニケーションをサポートすることで、小さな成果を積み上げていく方法をとっている。』(※登壇内容より一部要約/抜粋)

▼ 経済団体より激励と連携強化への期待

画像10

(※写真: 右より以下、登壇順に掲載)
大阪商工会議所 会頭 尾崎様

『「Towards and Beyond EXPO2025」を掲げ、約3万会員のネットワークをいかしたビジネスマッチングに注力している。スタートアップ企業への期待が益々高まっているおり、今後もPlug and Playとの連携に期待』
関西経済同友会 代表幹事 深野様
『多くの企業ロゴが並ぶPlug and Playシリコンバレー拠点訪問時の衝撃を覚えており、いつの日か関西でもこういった光景が見られる日が来るのかと考えていたが、関西での拠点設立に隔世の感を抱いている。関西全域でスタートアップのネットワーク組織の拡充を感じている』
関西経済連合会 副会長 木股様
『世界トップレベルの企業支援を行うPlug and Playの新拠点設立は、関西のベンチャーエコシステム形成に向けて大変心強い。関西の成長に資する「起業街道・関西」プロジェクトABCプラットフォームを介した連携に期待』

▼ Plug and Play Japanのメッセージ

Plug and Play Japanからは、Plug and Play Osaka拠点長 安藤慎吾、COO 内木遼、Ventures 小林俊平、Managing Partner フィリップ・ヴィンセントがそれぞれご挨拶いたしました。

画像11

写真左: COO 内木 / 中央上: Osaka Director 安藤 / 中央下: Ventures 小林 / 右: Managing Partner ヴィンセント
Osaka Director 安藤慎吾によるビジョン・ミッションの共有
『産官学の連携によるイノベーションの実証・実装をする手段、スタートアップ企業との連携によるイノベーションの促進、一人一人の生活を向上させる「スマートシティ」を皆様との協力体制のもと創っていきたい』
COO 内木遼によるイノベーション理論・トレンドのご紹介
『オープンイノベーションの意義は、より積極的に「知」を掛け合わせること。「自社の知」と「他社の知」を結合させてイノベーションを起こしていくことで、企業が自社で達成できるレベルと、テクノロジーの成長レベルの間に起こるイノベーションギャップを埋めて、企業の持続可能性を更に高めていくことが重要』
Ventures(SmartCities / Mobility担当)小林俊平による投資活動のご紹介
『シリコンバレーにおける豊富な投資実績を活かし、関西においても、グローバル市場で戦えるスタートアップ企業の輩出に貢献し、ローカライズされた、かつグローバルで通用するスマートシティを構築したい』
Managing Director フィリップ・ヴィンセントによる御礼
『これから京阪神のスタートアップエコシステムを世界トップレベルのものにすべく、期待以上のものをお届けしたい 』

いかがでしたでしょうか?最後に、ご登壇いただきました皆様に改めて心より御礼申し上げます。アクセラレーションプログラムは2020年12月に始動予定です。引き続き、産学官連携を推し進め、企業パートナー様と協力体制の基、エコシステムを活性化に力を尽くすとともに、幅広い機会で活動のご紹介ができればと思います。これからもPlug and Play Osakaをどうぞよろしくお願いいたします!

画像12

Plug and Play Osaka 大企業パートナー*Championの皆様と共に
(*Champion=大企業に所属するPlug and Play担当窓口ご担当者様)

画像13

Plug and Play Osaka チームメンバー(Kick-off Event終了時の安堵の表情)
Many thanks to:
<ビデオコメント・祝辞を賜りました方々>
自民党 デジタル改革担当大臣 平井 卓也 様
大阪府  知事 吉村 洋文 様
大阪市 市長 松井 一郎 様
登壇者一覧(登壇順)
<大阪府・経済産業省>
大阪府 CIO 兼 スマートシティ戦略部長 坪田 知巳 様
経済産業省 近畿経済産業局長 米村 猛 様
<Plug and Play Japan企業パートナー>
ダイキン工業株式会社 執行役員 テクノロジー・イノベーションセンター長 米田 裕二 様
近鉄グループホールディングス株式会社 執行役員 中北 真 様
株式会社りそな銀行 代表取締役 副社長 岡橋 達哉 様
株式会社大林組 副社長執行役員 大阪本店長 兼 夢洲開発推進本部長 掛布 勇 様
株式会社電通 執行役員 広瀬 哲治 様 
株式会社竹中工務店 執行役員技術本部長 村上 陸太 様
電源開発株式会社 経営企画部 経営企画室 イノベーション 上席課長 遠藤 二郎 様
<業務協定・施設運営>
一般社団法人ナレッジキャピタル 総合プロデューサー 野村 卓也 様
<スマートシティに関連するスタートアップ企業>
ADAPT CEO Dinesh C様
City Transformer Marketing Manager Itamar Meridor 様
株式会社フツパー 代表取締役 大西 洋 様
ACALL株式会社 代表取締役CEO 長沼斉寿 様
<経済団体>
大阪商工会議所 会頭 尾崎 裕 様
関西経済同友会 代表幹事 深野 弘行 様
関西経済連合会 副会長 木股 昌俊 様



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?