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カメラと私の歴史。

わたしとカメラの付き合いは結構長い。
記憶があってれば、初めて自分専用のカメラを持ったのは8歳ごろだと思う。

1 初めての自分専用カメラ

記憶があっていればそのカメラの名前は
「富士フィルム nexia Q1 Zoom」
というちっちゃなカメラ。
群馬の山で黄色い花を撮った記憶しかない。
けど、お出かけのたびに首から下げてた。
ちょっと笑ってるように見えるデザインが好きだった覚えがある。

買って欲しい、ってせがんだかどうかまでは覚えてない。
たぶん父親が、そっとくれたんだろうなと思ってる。

2 デジタルカメラたち

小学校になったあたりでカメラにデジタルのブームが来た。
家にあるカメラがほとんどデジタルカメラになって
わたしにもデジタルカメラがきた。
一つはSONY製の小さなデジカメ。
修学旅行とかに持って行ったり、友達とディズニーに行くときなんかに持ち歩いてた。
ただ、高校生の時、車のドアに思いっきり挟んでしまって、それっきり。
でも手元にはまだある。

もう一つは、Panasonic製のデジカメ。
壊れてしまったのか悲しくて新しく買ってもらったかカメラ。
そういえば、ライブでの初めての写真はこのカメラで撮ったよなぁという記憶。
人生2回目の海外旅行に連れて行ったカメラでもある。

3 一眼レフとの出会い

人生で初めて触った一眼レフカメラは
なんと「Canon EOS 5Dmark2」
その当時は目が出るほど高く、触っただけで
「このカメラレベチ」と、カメラにまだ詳しくない私も震え慄いたのを覚えてる。
なんでこんないい機材に出会えたのかというと、大学の活動に「学生新聞サークル」が存在して、そこでは機材のレンタルができたから。

おかげで私はここからCanon沼にハマっていくのである。
そうして一眼レフに恋焦がれた大学生の私が
頑張ってバイト代で買えたのは
「ペンタックス Q10」
マイクロフォーサーズである。
当時マイクロフォーサーズとかフルサイズとか、そんなもんがわからない私は
「見た目も可愛いしコレにしよう!」とそれをポチった。
そして割とすぐ「コレじゃない」ってなってしまった。
フルサイズを初めに触ってしまったのだ。
マイクロフォーサーズに満足できるわけがなかった…。

4 念願のCanon機

そんな話をふと父に話した。
父に話したのは、もともと父親がカメラを趣味とする人間だからだった。
みたこともないクソでかいレンズで
鳥ばっかり撮ってるような変人だと当時は思っていたけど
カメラを知り始めたら「父親めちゃすごい人なのでは!?!?」となり
「カメラが欲しい」と話したら
「よし買ってやろう」と即答された。

私が家電販売店で手に取ったのは
「Canon eoskiss 7」
Nikon派の父親は少ししょげていた。

Canon機を手に入れて、私はウハウハだった。
なんでも撮るのが楽しくて
大学の友人のコスプレ撮影から、ディズニーでのお出かけまで全部この子を連れ回した。
使い倒したけどこの子のおかげでマニュアル操作に慣れて行った。
だけど、ある日気づくんですよね…

APS-Cのセンサーサイズでこんなに綺麗なら
フルサイズはどれだけ綺麗なのか…と

考え出したら止まらなくなって
気づいたらCanon eos 6Dmark2をポチっていました。

もちろんすごく幸せになりました。

5 今の相棒たち

大学卒業後、普通に会社員をしていました。
たまにそのカメラスキルを買われて
社内サークルの撮影やイベントの撮影を任されるくらいの平凡なカメラユーザーをしていました。

それから数年後、会社を辞めました。
よくある、鬱っていう理由で。

鬱になって、自分の手元に戦える手札は何も残らなくなってしまった。
趣味と仕事は違うから、と仕事はあえて自分の好きではない分野を選んでいたけど
それが自分にとっては間違いだったのかもしれないと考えました。

次にやるなら自分が心から楽しめる仕事がいい。

そう思って選んだのが
ハンドメイドアクセサリー作家とカメラマン。

カメラマンになるには今の機材では…となって
大好きで大切な機材たちを売り払って
今の機材たちをお迎えしました。

まだまだカメラとのお付き合いは浅く
知らないことだらけだけど
向こう数十年はお世話になりたい所存。


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