102.月が綺麗ですね。私死んでもいいわ。
有名な言葉ですね。
今日もちょいとコラム色。
「月が綺麗ですね」
この言葉は、夏目漱石が「I love you」の和訳を、日本人はそんな真っ直ぐにものを言わないからと、「月が綺麗ですね、ぐらいに訳したらいい」と言ったという逸話からきています。
本当なのか、噂なのか、そこはわからないですが、いずれにせよ誰かが考えて誰かが発信した言葉。
素敵ですよね。
そういう感性そのものが、日本人らしいというか、奥ゆかしくてとても綺麗な表現だと思います。
「私死んでもいいわ」
これは明治の小説家二葉亭四迷が、「Yours(あなたのものよ)」という返答を訳したものと言われています。
対になる言葉ですね。
どういう観点で世界を見ると、どんな人生を経験していくと、こんな言葉を紡ぐことができるのでしょう。
まるでコピーライターのように。
いろんな言葉で世界を表現できるようになりたいなぁ。
体験と、読書。
経験と学びを同時並行で、生み出せる言葉の幅を創っていきます。
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