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猫好きエッセイ-宮沢賢治は猫嫌い!?-

シャム猫のシャムの写真

この猫は公園にいる野良猫です(かなり広い公園で、何十匹もいます。個人で野良にエサを上げる活動をしているので、よろしければサポートいただくとエサ代を一部まかなえるのでありがたいです。あるいは応援がてら樫の木庵のマボを読んでいただくとうれしいです)。

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仲良くなったきっかけは、彼もお腹を空かせていたんですが、他の猫のエサをとらずに礼儀正しかったからです。
性格は控えめで大人しいですが、意思表示ははっきりしている感じです。
シャム猫はあまり縁がなかったのですが、ここ一年えさをあげるようになり、よく見るようになりました。
性格的に穏やかで、元はタイの王朝で飼われている猫らしいですが、品がある感じです(エサを上げている2匹がこういう性格でした)。

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シャムネコは青い瞳のなかに青い目があり、とてもきれいなんですね。
この猫はかなり人間に慣れていて、捨て猫かもしれません。
あるいは、公園の近くにエサをあげている家があったんですが、お年寄りで具合が悪くなり、エサが途絶えてしまったようです。
それで、お腹を空かせていたのでシャムにはエサをあげるようにしています。

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本題ですが、宮沢賢治が猫嫌いといわれています。
「私は猫が大嫌ひです。猫のからだの中を考えると吐き出しそうになります」「どう考えても私は猫が厭(いや)ですよ」
そうではないという意見もありますが、猫が嫌いでないと、こういう発想はなかなかうまれないのかな…なんて感じます。
宮沢賢治の作品でも好きな作品の一つですが、セロ弾きのゴーシュでも猫の扱いが冷たかったりしてちょっと驚かされたりします。一方で、いくつかの作品に猫が登場しているので、複雑な気持ちがあったのかもしれません。

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ちなみに自分は猫好きのため、樫の木庵のマボという作品で、猫が頻繁に登場します。色々な登場人物が猫を飼うことになりそうで、どうしようかと思っています。
やたらに猫が出てくるのも考え物ですが(笑)…樫の木庵のマボでの猫の活躍? もお楽しみに!

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