新人エヴァ―トンファン、グディソンパークへ行く#3〜準備その2〜
こんにちはどーしたです。
前回どういう準備をしていたのかを書き進めていたらかなり長くなってしまったので分けることにしました。
それではサクサクいきましょう。
防犯
リヴァプールについてだけ言うと思っていたより日本に近い感覚で過ごすことができたかなと感じています。
ただ、やはり気になる部分もあったので自分が意識していたことを書いていきます。
スリ対策については、情報を集めていた際にとある記事で「コイツから盗るのめんどくさいなと思わせることが大事」という文章を目にしていたので、その意識で対策しました。
持ち物
スーツケース
これは行き帰りだけの話でしたが、スマホで何か調べようとして手を離した隙に置き引きに遭うといった話などが探すとあれよあれよと出てきました…。
そこで対策として、取っ手にセキュリティワイヤーを通してズボンのベルトに括り付けてダイヤル式南京錠で留めていました。
正直自分だけしかやっていない恥ずかしさは若干ありましたが、それでもワイヤーを付けることで「体に付いているぞ」ということを相手に見せることができるので、かなり安心して過ごすことができました。
バックパック
自分は今回いつも使っているバックパックを持って行ってメインで使っていました。
これは口が巾着状になっていてその上に天蓋をかぶせて閉じる形で、さらに体の方からチャックで開けることもできます。
ここでやったことは主に3つ。
チャックをカラビナでロックする
巾着の紐を縛る
常にザックカバーを被せる
1.チャックをカラビナでロックする
どれだけ口を厳重にしていてもチャックが開けられるようになってしまっていては意味がないので、ロックができるカラビナを使ってチャックを閉めていました。
2.巾着の紐を縛る
巾着を絞っただけでは無防備なため何か対策できないかと思ったのですがシンプルに「縛る」、ただ縛るだけでは簡単に解かれたり逆に自分が解きづらいと悩んでいたところ「引き解け結び」を見つけました。
引き解け結びは解くのはそう難しくないですが、単純に結んだ紐を引くだけではかえって縛りがきつくなってしまいます。
手数をかけたくないスリなどには効果的なのではないかと思い採用しました。
3.常にザックカバーを被せる
今回の旅行で「イギリスに行くならザックカバーはマストだな」とはっきり感じました。
まずはスリ対策ですが、これだけで「ザックカバーを下ろす」という作業が発生し、相手をけん制できます。
(ナイフとかで切られなければの話ですが…)
マジックテープのものやフックが付いているものであれば、バックパックの持ち手で留めることでより隙を減らすことができます。
さらに予想外の効果もありました。
イギリスはパラつく程度の雨が降ったり止んだりを繰り返す特徴があり、そういう気候の為かイギリス人は傘をささず上着のフードを被る人が大多数です。
その中で一人だけ傘をさすというのはそれなりに勇気がいることだと思います、というか自分がそうでした。
そういうときにザックカバーがあることで荷物を雨から守ることができるので、本当に持ってて良かったです。
ポーチ
まず斜め掛けにすること、日本でもひったくり啓発でよく言われますが大前提です。
そのうえで自分が行ったのは、スーツケースに使っていたセキュリティワイヤーの南京錠でチャックをロックすることです。
基本的にスーツケースとポーチを同時に使うことはなかったので特に困りませんでしたし、手軽にできて良い方法でした。
あとはなるべく前で持って目が届くようにすることですかね。
貴重品類
そうは言ってもカバンに入れるのが怖いものや、出し入れが面倒なものはあります。
そういったものも様々対策をしていました。
まずパスポートは一番取られてはいけないものなので、カバンにすら入れたくありませんでした。
そこで首掛けのケースを使い、肌着の上あたりの順番で服の下に掛けていました。
次にスマホと財布です。
これは治安が良かったからできたのかなと今でも不安ですが、正直バックパックから出し入れするのは面倒なのでやりたくないです。
ということで、ズボンに留めておけばいいのではと考えました。
こういった金属ワイヤーのリールストラップをズボンのベルトを通すところに着けて、万が一取られてもリールで外れないようにという仕組みです。
公共交通機関
色んなところで言及されていますが
「出入り口から離れること」
というのを徹底しました。
出入り口に近いと、ひったくられてそのまま降りて逃げられてしまうからということだそうで、自分もバスに乗ったらとにかく一番後ろを目指しました。
(また2階建てバスの場合、上の階は人の目が届きづらいので避けるのが無難だそうです)
ただ、鉄道に関しては荷物が大きかったため出入り口近くの広いスペースに座らざるを得ませんでした。
こういうことも想定しておくと、先程書いたセキュリティワイヤーの重要性が増しますね。
歩き方
リヴァプールを歩いていて
「人と距離詰めないと歩けない」
ということはほとんどなかったため、意外と怖さを感じることなく過ごすことができました。
とはいえ多少人口密度の高いところはありましたし、物乞いや少し怪しい人なども街では見かけました。
自分の場合はなるべく人が密集していないスペースを意識して歩くようにしていたのと、自分の基準で「この人怖いな」と思ったらその人から距離をとるように歩く方向を変えていました。
スリでも暴漢でも、何か道具を持っていない限り体に触れない距離をとっていれば危害を加えられることはありません。
「もし被害に遭ったらどうしよう」
と過度に怯えるのではなく、落ち着いて判断しながら観光を楽しむことが大切だと今回旅行してみて感じました。
アプリ
ここからは自分が今回の旅行で使っていたアプリを紹介します。
DeepL
語学力に自信がないのであれば翻訳アプリは必ず入れるべきだと思います。
いつも使っている翻訳アプリがあれば慣れている方でもいいと思います。
とはいえ会話の中でいちいち使うのも難しかったので、自分の場合は質問を予め翻訳する程度でした。
あとはスクショや画像の文字の翻訳もできるので、そういった場面でも使えますね。
Googleレンズ
これも入れられるのであれば入れておくべきだと思います。
Googleが出しているカメラを向けた先のものを検索したり翻訳することができるとても便利なアプリです。
(もちろん撮影した画像にも使えます)
撮影せずにカメラを向けるだけで翻訳してくれることや、Pixelを使っているためかスクショするとレンズで翻訳するという選択肢が出てくるので、自分はDeepLよりこちらを多用していました。
航空会社のアプリ
自分が利用する航空会社のアプリを入れておくのもとても大事です。
事前チェックインができる(マンチェスター空港は非対応)
アプリ内に搭乗券がある
搭乗口を知らせてくれる
遅延欠航の連絡が真っ先に来る
といった感じで、これがあるだけで空港での動き方が大きく変わります。
Trainline
「イギリスで鉄道に乗るのであればこれを使え」
と留学経験のある友達に言われたチケット購入アプリです。
(バスの乗車券も購入できるそうです)
ここで購入すれば発行されるQRコードが乗車券となり、あとは改札や検札など乗車券を見せるタイミングで端末にQRコードをかざすだけです。
購入フローもとてもシンプルで使いやすかったです。
UK Bus Checker
街中の移動で重宝したのはこれです。
やや癖はありますが市内の路線バスや鉄道の時刻とルートが載っており、乗り換え検索もできるためバスでスタジアムへ行く際にとても重宝しました。
Met Office Weather Forecast
シンプルな天気アプリです。
イギリスは雨が頻繁に降るので、服装などを決めるときに役立ちました。
Currency
通貨コンバーターアプリということで、現地通貨の価格が日本円でいくらになるのかを最新レートですぐに計算できます。
Radical Storage
前回
「プレミアリーグのスタジアムでは荷物の持ち込みが厳しく制限されている」
と書きましたが、どうしても荷物を持っていかなければならない場合はこちらを使いましょう。
こちらは世界中の登録している商店やホテルなどで荷物を預かってもらえるサービスです。
スタジアムツアーの際に利用しましたがとても使いやすかったです。
(あまり言いたくはありませんが、「財布を落として金が戻ってくるのは日本だけ」なんていうことも聞くので貴重品は入れないようにしましょう)
情報収集
日本人のイギリス旅行者の大半がロンドンに行ってしまうためか、リヴァプールの情報を日本語で探すのはとても大変でした。
(地球の歩き方ですら4ページ程)
正直どういう街かそこまで把握できていない中で行った部分もあります。
そんな自分が参考にしたのが以下のサイトでした。
在英国日本国大使館
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
「安全情報」という項目にイギリスでの安全な過ごし方についての記述があり大変参考になりました。
ロンドンメインの記述が多いですが、実際読むとどの都市に行くか関係なく確認しておくべきことも多く書いてあるため、不安があるのであれば一度は目を通してもいいかもしれません。
リバプール・サポーターズクラブ日本支部
リヴァプールの日本人サポーターズクラブの公式サイトです。
こちらにはアンフィールドへ観戦に行くファンが参考にすべき様々な記事があります。
観戦だけでなくリヴァプールに滞在するうえで気になっていたとても細かいところまで記載してあり、どちらのファンも(サッカー目当てではなくても)参考にすべき内容でした。
このサイトに何度も助けられましたし、これがなければバスに乗るのも大変だったと思います。
次回予告
お待たせしました。
ようやく次回から旅行記を書いていきます。
どうぞよろしくお願いします。
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