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江戸の町と、外の町

 幕末の市井についての講演会に参加しました。
 講演そのものについてはまだまとまりがつかなくて報告できないのですが、派生のこと一つ二つ。

 江戸時代の地名を探していたとき。それは、川向こうの場所だったのですが、江戸の地名のサイトでは探されなかった、当然ながら。
 「江戸」と江戸以外は、思ったより厳密に区別されているようです。
 たとえば、街道の出入口に木戸がある。夜になるときっちり締まります。これは、葛飾北斎の「東海道五十三次」の講座で学んだこと。美学の講座で地図について学ぶなんて、思いのほかのうれしさではありました。
 考えてみれば、国境には、役所があって、国の内外の通行を監視する役割。今の日本でいうと、国境は海の上。海を越えるから、船便(港)、空港に税関があって、パスポートを示す必要があります。

 江戸では、江戸とそれ以外。だけど、箱根の関所とか、重要な所に幕府の役所があるはず。それってやっぱり、日本という塊がある?連邦制みたいな感じ?それが、疑問1

 江戸を出るときパスポートを出して木戸を通過するとして、藩と藩の境はどうだったのでしょうか?
 そこで、小さな躓き一つ。江戸時代、『藩』とは呼ばれていなかったという。メモはそこまでなので、前後の講座の中で意味が解らないまま空白。
 松前藩とか、加賀藩とかいうよね???これも疑問。疑問2

 先ずは、自分で調べようと・・・沼に嵌った!

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