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そぞろ歩きの見つけもの

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気まぐれ散歩、ただ、歩くだけの。 それでも心は動き出す。
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#写真

菜の花が咲いて・・・あ?

 菜の花が咲いている、と、ちょっと遠くからわざわざ写真を撮りに行った。  違う、どう見ても菜の花じゃない。相棒もそういう。  あれ?法蓮草じゃないの?  って、それはもっとちがうだろう!  だけど、葉っぱはおいしそうに輝いている。  これは!、小松菜だ!  なんだか、得したようなきぶん、です。

12月の銀杏

 はい。こちらもイチョウです。たくさんの方の画像の美しさにため息。当地方からも、ご一報を差し上げます。  さて。こちらはもう、終わりの気配。  人の目で見るより、写真は正直、枝が目立ちます。撮ったときは、一面黄色く見えたんですよ。  公園にはどんぐりの木もたくさん。  こっちの枯葉だまりには、クヌギの葉もたくさん。こちらの地方では、枯葉を集めて堆肥にするようです。  銀杏も落ちてました。  この後、建物の蔭を通ってバス停通りに近道したら、銀杏がびっしり!避けて通ろう

そぞろ歩きのみつけもの、秋明菊

 世の中にこんな花があるのか、と、初めて見たときに思った。というのは、少女漫画の中に咲いている花にそっくりだったから。トルコ桔梗にも同じ印象を持って、漫画家のイマジネーションってすごいなぁ、と思っていたけど、現実の花だったんだってちょっと感動した。  この花や、気難しく見えて獰猛。荒地でも、水に浸ってても咲く、増える、侵食する。お世話になった先生からもらった一株も、10年したら茂みとなった。あまりに強いものだから、花壇から掘り返して裏庭に植え変えた。道行く人に褒められて、一

そぞろ歩きのみつけもの、種

 元気よく咲いていた、オシロイバナに種を見つけた!  この種の中の白い粉が名前の由来。小学校のとき遊んだ。  私にとってオシロイバナは夏休みの花、今頃種が目立つようになるなんて、やっぱり長い夏だった。多分、前から種はあったんだろうけど、花ががんばっていると下に隠れちゃうからなんだろな。目立たなかったの。  種になりかけの若緑の丸がいっぱい、これがみんな咲いてたんだもね。そうして咲く子はどんどん上に伸びてくるんだし。  オシロイバナを撮ろうと意識したら、気が付いたことがある。

そぞろ歩きのみつけもの、ジニア

 いつもの駅、いつもと違うルートでお店まで。  足元にジニアが咲いてました。  記憶より鮮やか、たくさんの花、そしてかわいい。いつの間にか進化してます!

そぞろ歩きのみつけもの、小さい秋。

 小さい秋を見つけに行こうって思った。  まだ残暑のような日がときどき。10月なのにさ。  首筋に汗が流れる、美容院でそう言ったら、言いにくそうに 「更年期にはそういうことがあるんですけど・・・どう?」 と。いまさら更年期かー。ちょと若返る。  やっぱりピントがちょと、甘い。赤い木のみを写したのに・・・

そぞろ歩きのみつけもの、黄花秋桜

 ガソリンスタンドの前に、キバナコスモスが大きな茂みを作っている。  コスモスとは、枝ぶりが違う。風にそよぐふうでもない。   それでも花の形は正確にコスモスをなぞって、色の所為かずいぶん元気だ。友達のページにも元気に揺れていて、こちらも元気になる。  道路を走る風は早い。  夏が終わった。

そぞろ歩きのみつけもの、カンナ

 歩いていたら黄色く光った。何かと見たら花だった。  見上げるほどの高さに育って、一輪だけ咲き残っている。  物置の陰だからか、桑の木に間の光を少しでも多く取り入れたかったのか。こんなに背が高くなるものだとは知らなかった。

そぞろ歩きのみつけもの、日日草

 保育園の塀に、日日草が咲いている。  フェンスに上手に絡めてあるので、けっこう高い位置にある。  長い期間咲つづけるので、日日草というのだという。しっとりとした質感の夏の花。  ちなみに、下の方に咲いているブルーの花も結構好きだ。  もう一枚。  近すぎてぼけてしまった。第一、花を真ん中に写したつもりなのにずれてる。・・すみません。  遠くから花をみたときは、白い花だ、とか、桃色だとしか思わなかったが、近くから見るとグラデーションになっていて 「これって、虫から見たらど

そぞろ歩きのみつけもの 大谷石

 秋風が吹いた。やっと夏が終わったと見える。今日の散歩はらくらくだった。いつもより多く歩いてしまって、相棒は後が怖いと言った。  この街を歩いていると、大谷石の塀にであう。お屋敷の周囲、銀行のあった場所、青味がかった穴ぼこだらけの石の塀。多分、その向こうの蔵造りの家も中は大谷石だろう、と見当をつけて、時代の贅沢にため息する。  土蔵は土を練って作るから土蔵と言ったのだと思うが、ここらあたりの倉は大谷石を土台に作ったものが多いと聞いた。  大谷石は火災に強いんだよ、と、そのと

そぞろ歩きの見つけもの。雨あがり

 涼やかな朝の空気、新聞を取りに出ただったが、ちょっと歩くことにした。涼しい。昨日までの炎暑が嘘のようだ。歩いているうちに小雨が降って、だんだん本降りに。そうか、これが涼しさを運んできた本体か、と思ったが、引き返すのも面倒、いつもバッグに入れている折り畳み傘を広げた。  ひとしきり降ると、雲は急いで行ってしまい、青空が戻ってきた。  坂道のお宅のムクゲが揺れた。  急いでスマホを構える。怪しく見えないよう、素早く構えてさっさと去る、が良いのだが、どうも、もたもたしてしまう

白百合は海を渡る

 <書きたい気持ちの宣言をしたのですが、書けるとこだけ、書いてみたいと思いました。よろしければお付き合いください>  大航海時代は、プランツハンターたちが世界を股にかけて商売した時代でもあった。  大航海時代といったら、宝島とか海賊王の話がメインだと思う。  鉱山を発見したり、ガラス玉と黄金を取引したり(交易)、豊かな積み荷を強奪したりした派手な話、冒険活劇!  その傍にある、植物の物語は興味深い。  『明治31年、喜美留沖でイギリス船が難破し、助け出されたバンティング氏

そぞろ歩きの見つけもの、「隅田の花火」再挑戦!

 ガクアジサイ、山道に入るところの庭に見つけました。  ダンスパーティとは違う花の形、青から白のこの色合い、花は八重!は、「墨田の花火」じゃないでしょうか。  肩に力を入れて撮ってきましたが、もうちょっと花の部分がスターになっていないとだめなのかなぁ、と今にして思う(タイトル画像)。教えてくださったみなさま、ゴメンナサイ。  一口にアジサイと言っても、細かく見ると違うみたい。  花も、ガクアジサイの真ん中の小さい花に大きさの差がある!  さっき見たガクアジサイの花は、外辺の