見出し画像

3歳児神話


『子どもが3歳を迎えるまでは、母親が家庭で子育てに専念した方が良い』

そうでないと心の発達(愛着形成)に悪影響が…

と言ったようなニュアンスで広まってしまったみたいですが、元々の意図とは少し違って伝わってしまっているようですね。

小さなお子さんを保育園に預けて働きに出るお母さん達に「こんな小さいうちから預けるの?子どもがかわいそう…」と言った声をかける方も未だにいるのが現実のよう。

どうしてこう、言われて誰もハッピーにならないことを言ってしまうのか…仮にそう思ったとしてもどうして心に留めておけないのか…不思議でたまりません。

ただ、その神話をどこで聞いたのか、なんとなーく私自身も頭の片隅に「子どもができたら少なくとも3歳までは私が…!」という謎の意気込みと潜在意識があったように思います。
(どこで刷り込まれたのでしょう…)

恐らく自分が育った家庭環境の影響も大きいのですが、、私自身幼い頃は幼稚園や学校から帰れば、母が家に居てくれることが凄く嬉しかったのを今でも覚えています。

学校であったことをあれこれ母に話しながら食べるおやつやご飯、なんでもないことのようですが温かく穏やかでとても幸せな時間でした。

一方「家に帰ってもうちお母さんいないから〜」と、誰も居ない家に帰る友達を見ると、勝手に不憫に思っていました。

でも、所謂鍵っ子だった友人達が心の発達や何かで問題を抱えたり辛そうにしていたかといったら、決してそんなことはなかったと思います。
実際の心情は聞いた訳ではないので分かりませんが。

…というより突然、
3歳児神話を通り越した年齢の話にまで発展してしまいました(笑)

ただ、
『私は子どもにどうしてあげたいか』を考えた時に

お金とかキャリアのことは全く頭になく

「自分がしてもらって嬉しかったことを可能な限り同じようにしてあげたい」

「今しかできない子育てという期間を思い切り楽しみたい」が答えでした。


世間から見てどうとか、時代がどうとか、そんなことはどうでもよくて、自分がどうしたいかを尊重した結果、今は専業主婦で子育て中、というのが現状です。


確かに3歳頃までの幼児期は心身の発達にとても大切な時期だとは感じます。

小学2年生の娘と2歳(明日で3歳)の息子とどっぷり過ごす毎日の中で、それは感じずにいられません。

ただ、早くから子どもを預けて日中母子分離していることが、その後の子どもの発達に悪影響があるかと言ったら決してそんなことはないはずです。

共働き世帯には共働き世帯の理由や目的があり、専業主婦(主夫)家庭にはその家庭なりの理由があります。

どうしても二項対立で語られがちですが、世の中に溢れかえる“専業主婦or(vs)ワーママ議論”はどれも全く意味を成さないと思っています。

それぞれ置かれている状況も価値観も目指すところも理想像も育った環境も、とにかく何もかもが全然違うのに。

結局は、お父さんお母さんが笑顔で楽しく過ごしてくれることが子どもにとって何よりの安心感、幸福度に繋がるんだと思います。

どれだけ長い時間を一緒に過ごすか、ということより、どんな気持ちでどんな風に過ごすのかが大切ですよね。

仕事の有無に関わらず、忙しい日々のなか、一生懸命に子どもと向き合っている、世のお父さんお母さん、皆さん素晴らしいと思っています。

私も今は仕事をしていませんが、息子の成長に合わせて時間のやりくりも変わってくるでしょうし、また働けそうな時が来たら働くというのが自然な流れかな〜と。

今は、今しかない家族の在り方を存分に楽しめたらそれで良いと思っています。


そんなこんなで明日3歳を迎える息子。

生まれてきてくれて
ありがとう〜!!!

をたくさん伝えたいと思います♡♡


#子育て #2歳#7歳#専業主婦#育児日記#3歳児神話

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?