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弾き語りアルバム『ウタウヒトノウタ』ライナーノーツvol.1

はじめに

大出水陽香、はじめてのnoteです。

宮崎県在住で、スーパーの店員さんをしながらシンガーソングライターをしています。

物書きは好きなのでnoteをずっとやってみたかったんですが、きっかけがなく…。

ですが来月8月1日に新しいCD、弾き語りアルバム『ウタウヒトノウタ』が発売ということで!

CDのライナーノーツを書き始めました!

通常CD発売時はレコ発イベントやインストアライブなど、お客様に直接CDをお渡しして歌や言葉を届けたりするものなんですが、このご時世ではやはり厳しいものがあり。

何とか小規模でもイベントを…と思いながらも、宮崎県内のコロナウイルス感染拡大の状況がここ数日で目まぐるしく変わっています。

今は心と身体の安全を第一に、出来ることをしていこうと気持ちを改めました。このnoteはその一貫です。

ライナーノーツを読んでいただき、よりCDを楽しんでいただけたら…。いつか安心してイベント開催できる日が来たら、CDにサインを貰いにライブにお越しいただけたら…。

その日を楽しみに、お読みいただけたら幸いです。

vol.1 核

『ウタウヒトノウタ』の収録曲は全曲、アルバムのタイトル通り「歌う人」がテーマになっています。

ミュージシャンはもちろん、芸術や創作に関わる人、表現を生業とする人には、どこかしら刺さる部分があると思います。

芸術に携わっていなくても、「やりたいこと」「自分の道を貫くこと」「生活を営むこと」「仕事と趣味とお金」「他人からの評価」「自己への問いかけ」、そういったことは誰しも頭の隅にあったり、これまでの人生の中で考えたことがあるのではないでしょうか。

そういったことを、わたしの人生の軸である「歌」から切り込み、作品に落とし込みました。

1曲目の『核』は、このアルバムの根幹にあるテーマ、いわば問題提起をしている曲です。

何のために歌を歌っているのか。

わたしはなぜ歌を書くのか。

何を歌いたいのか。


売れる音楽に傾倒していくシンガーソングライター。方向性の違いでメンバーが脱退していくバンド。努力の甲斐もなく解散してしまうアイドル。手放して喜べない活動休止。悲しい引退。時には命までも投げうってしまう人たち。

わたしたちに見せる目の裏側で、彼らは一体何を考えてるんだろうか。

売れる音楽を試行錯誤して作ることが楽しく、得意な人もいます。めちゃくちゃ尊敬します。

自分のやりたい音楽がたまたま世間のニーズに合ってバズったりするのも、とても素晴らしいし、めちゃくちゃ運が良いと思います。

一方で、苦しそうに歌う歌は、嫌でも伝わってきてしまうものです。


わたしも学生時代特に悩んでいたし、今でも時々考えることがあります。

人気が出るには、とか、再生数が、とか、売り上げが、とか、誰かのためにならなきゃ、とか、地域に貢献しなくちゃ、とか。そういうので息苦しくなることがあります。

息苦しい時の歌って、不思議とすごく感情がこもって鋭く研ぎ澄まされているんですが、何故か歌い上げたあとには空しさが残るんです。


はーぁ…。楽しいこと考えよ!!笑


この歌を堂々と歌って1曲目に持ってこられるのは、まだまだわたしが未熟でしがらみの少ない証拠ですし、そしてそれはある意味若さなのかもしれません。

若さ所以なのだとしたら、それこそこれが、今のわたしにしか歌えない歌。今のわたしにしか作れないアルバムです。

是非お買い求めいただけたらと思います。

楽しみにしていてくださいね!

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大出水陽香
弾き語りアルバム『ウタウヒトノウタ』

8曲入 2000円(税込)

[通販] 7/25より予約受付開始!
https://haruka22126.booth.pm/


[取り扱い店舗]
島村楽器イオンモール宮崎店
saboribar(小林市)
くるるん雑貨店(小林市) 他


[各SNSへはこちらから]
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