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家族写真をきっかけに成人式について考える


こんにちは、嘉瀬遥です。

今週末は、地元の青森県八戸市に帰省してきました。
妹の成人式の前撮りに合わせて、久しぶりに家族全員集合しました。

私が20歳のときに家族写真を撮って以来、久しぶりにこれでもかというくらい家族で写真を撮っていただきました。

同じ写真館で撮影しましたが、7年も経つと雰囲気が変わったような気がしました。
流行も反映しており、どの業界も企業努力しているんだなと改めて感じました。

そして、成人式や振袖など、今ではあたりまえとなっているものにも歴史があります。
そこで今回は、成人式や振袖について書いていこうと思います。


まずは、成人式の歴史について。

成人式が初めて行われたのは、埼玉県蕨市。
太平洋戦争が終結した後に、これからの時代を担っていく若者を励ますという目的で、昭和21年11月22日に青年祭が開催されました。
それを見た政府が、「若者一人ひとりが大人の一員になったという自覚を持って責任を果たす」ためには、祝福をすべきだと考え、成人式が始まりました。

日本ではあたりまえのように行われている成人式ですが、他の国にはない文化です。
民族衣装の着物で行事に参加する様子は、外国からも大きな注目を集めています。

成人の日は1月なので、1月に行われることが当たり前だと思っている人もいるかもしれませんが、1月ではなく夏に行われる地域もあります。
地元の青森県でも、1月に行う地域と8月に行う地域があります。なぜかというと、雪が多く降る地域では、その影響で出席できない人も多いからです。

みなさんの地域では、いつ行われていますか?


続いて、成人式で振袖を着るようになった経緯について。

かつて振袖は、男女問わず16歳前後の子どもが着ていました。色や柄による男女差もほぼなかったと言われています。
しかし江戸時代後期に、振袖は子どもと女性が着るものだという文化が定着しました。その結果、男性が着ることはなくなりました。

古くから日常的に着られていた振袖は、成人式で身につけることが多い衣装となっています。その理由は以下です。

・第一礼装として 
 第一礼装である振袖を身につけることで、大人になったという自覚をもてます。
・厄を払って幸せになれるように
 振るという動作は魔を払うという意味をもっていると言われています。袖の長い振袖を着ることによって、病気や厄に憑りつかれることなく人生を歩んでほしいという願いも込められています。
・未婚女性の着物である理由
 振袖の袖を振ることで、求愛を示していたという点も未婚女性の着物である理由の1つです。男性に対して、好きと伝える場合は左右に、嫌いと伝える場合は前後に振ったと言われています。この動作が、現在の「振る」「振られた」という言葉の由来にもなっています。

個人的には、現在の「振る」「振られた」という言葉の由来が振袖だったことを初めて知ったので驚きでした。


生活の中であたりまえだと思っていることも、改めて調べてみると新しい発見があります。

そして、日本の文化や歴史について知ることはおもしろいですね。

定期的にこのような記事も書いていこうと思います。


いつもありがとうございます♪





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